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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

    胃薬と痛み止め、抗菌薬の併用に注意

    胃薬と痛み止めを併用する際の注意を示すイラスト。痛がる胃のキャラクターと薬のパッケージ、注意マークが描かれている。
    胃薬と痛み止めの併用には注意です

    今日はお薬の併用についてです。痛み止めと、痛み止めによる「胃の荒れ」を防ぐために胃薬が一緒に処方されることがあります。この組みあわせは腎臓のはたらきが急に悪くなることがあるかもしれませんという内容です。

    もし痛み止めと、胃薬を一緒に飲んでいる方はチェックしてみてください。

    目次

    非ステロイド性抗炎症薬とプロトンポンプ阻害薬の組み合わせ

    一般的にとても多く処方されているタイプのお薬です。

    非ステロイド系抗炎症やくは鎮痛薬(NSAID)で皆さんがたまに使用する ロキソニン、バファリン、イブなどです。

    プロトンポンプ阻害薬(PPI)は胃酸を強力に抑えるお薬で、オメプラール、オメプラゾン、タケプロン、パリエット、ネキシウムなど。(H2ブロッカーのガスターではありません)

    注意する組み合わせは3つ

    お薬のイメージ
    少なくはない組み合わせ(イメージ)

    「鎮痛薬の非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)と、プロトンポンプ阻害薬(PPI)という胃薬を併用すると、腎機能が急激に低下する「急性腎障害(AKI)」のリスクが大きく上昇する」らしいです。

    どれくらリスクが上がるかというと

    胃薬(PPI)と痛み止め(NSAID)を併用した場合は、急性腎障害が発生するリスクが
    痛み止め(NSAID)を使用していない場合に比べて3.12倍

    胃薬(PPI)を抗菌薬と併用した場合も急性腎障害のリスクが上がる、フルオロキノロン2.35倍
    抗生物質(ニューキノロン系)。 細菌の DNA 複製を止めることで殺菌するタイプ。
    (肺炎・副鼻腔炎・尿路感染症・前立腺炎・皮膚・軟部組織感染に使うレボフロキサシン(クラビット)
    尿路感染症・腸炎(サルモネラ・カンピロバクター)外傷後の感染・緑膿菌感染のシプロフロキサシン(シプロキサン)
    肺炎・肺炎球菌につかうガレノキサシン(ジェニナック)
    重症の肺炎・慢性気道感染・副鼻腔炎に使用するモキシフロキサシン(アベロックス)

    胃薬(PPI)と抗菌薬を併用した場合 セファロスポリン(=「セフェム系抗生物質」1.88倍
    第1世代(皮膚・軟部組織に強い)セファレキシン(ケフレックス)セファゾリン(セファメジン)
    第2世代(呼吸器・中耳炎など)セフロキシム(ケムセフ) セフメタゾール(フルマリン)
    第3世代(肺炎・尿路感染症など幅広い)セフトリアキソン(ロセフィン)セフォタキシム(クラフォラン)
    第4世代(耐性菌に強い)セフェピム(マキシピーム)

    なお、ペニシリン併用は有意な影響がない。

    京都大学医学部附属病院薬剤部の中川俊作氏、昭和大学病院薬剤部の百賢二氏らの研究です。

    周りも注意してあげて

    お医者様は考えて処方されていても、別のお医者さまに掛かられていたり、頭が痛い日にバファリンを追加で服用したりする日があるやもしれません。

    このblogを目にしていたら、一瞬思い出していただければ、どちらかの服用を止めておくのが無難かもしれません。

    併用されている方がいらっしゃいましたら、お医者様とご相談なさることをおススメします。

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