10代のボランティアは心臓によい
「Pediatrics」2月25日号によると10代でのボランティア活動がその時の健康面に影響がでるという報告が掲載されたようです。
これはハイティーン106名を対象に放課後に小学生の相手を1週間してあげたグループと
その順番待ちをしていたグループに分けて
体脂肪、炎症、コレステロールのレベル
および感情面で自尊心、精神的健康、気分、感情移入も評価されている。
10週後の結果は
ボランティアしたグループは、順番待ちのグループにくらべ
体脂肪、コレステロール、炎症のレベルが低かった。
研究者のSchreier氏は、「感情移入や利他的行動、精神的健康が最も大きく向上したと報告したボランティアでは、心血管の健康の改善も最も大きかったという。
また思春期の共同体への介入が健康面改善への影響が示され励まされたという。
利他的な行動は、健康に良い影響を与えることが科学的に解かってきています。私はボランティアというと敷居が高い部分もあるので、電車の席を譲る、ゴミを拾うなど個人でもできることから始めるといいのではないかと考えます。
この研究の面白いところは、共同体のメンバーを支持する社会的介入が若者の健康を改善すると述べているところです。
インターネット環境に変化して共同体への参入が薄れていく一方だとおもいますので、私自身も自分の健康の為に
共同体メンバーを支持する社会活動というものも考えていこうと思いました。