リハビリで改善しなかった痛みがある方も少なくないです。リハビリテーションも技術なので理学療法士さんの経験の差もあるとおもいますし、患者さんご本人の取り組み方、気持ちのあり方も大きく関係しています。
そこで運動で改善させるメディカルフィットネスが取り上げられてきているようです。どのような内容なのか一緒に診ていきましょう。
動いてケアする
【毎日新聞6月6日付 より】
医師の診断をうけながら適切なトレーニングを受けられる仕組みで、痛みへの新たな挑戦が日本でも始まっている。
札幌市北区の松田整形外科記念病院にある「C―Link(シーリンク)」によると、道内ではこの1カ所しかないという。
医師の診察を受け、心電図や筋力、姿勢などをチェック。病歴などのアンケートに答え、運動が可能と判断されると入会できるという。
会員制なんだ。いわゆるスポーツクラブのような感じなのかな?
フィットネスクラブとの違いは、トレーナーが会員のトレーニングメニューを作成する際、医師の診断結果を元にする点だ。問診や測定は1カ月ごとに行い、結果に沿ってメニューを変更する。会員数人にトレーナーが1人付き、きめ細かい指導も特徴だ。
ほほう
同クラブの小柳利哉統括トレーナーによると、70歳以上の95%が骨や関節が衰えて起こる運動障害「ロコモティブシンドローム」という。
会員は膝などに痛みがある中高年が中心で、「痛みの原因を運動で改善するのが重要」と話す。
カイロプラクティックではこのような形でのリハビリは日常的に行われてはいます。アクティブケアと言って動いて症状をコントロールしていきます。この記事では高齢者が多いとありますが、生活様式の変化からか早い方では40代前半から筋力の衰えで痺れ、腰痛になっていきます。
このような取り組みが、病院で増えれば筋骨格系の症状は著しく減少すると思われます。