面白い、メディア報道が症状を引き起こす可能性
情報自体が症状を引き起こす不思議
面白い。メディアの情報が病気を増やしているであろう、という研究です。(プラシーボ効果とは逆のノセボ効果といいます))
スポンサーからの収入の割合が大きいメディアでは、宣伝の為にありもしない病気への効果をお伝えすることも良くあります。
その情報が症状を作り出している可能性があるという統計調査です。
昨年くらいから良くいわれる携帯電話やWi-Fiデヴァイスからの電磁波の健康リスクについての『情報研究』です。
The nocebo effect: Media reports may trigger symptoms of a disease
6-May-2013
【方法】
147人に
電磁波が身体に悪いというBBCのドキュメンタリーテレビを観てもらったグループと(身体に悪いと言う根拠は今のところ無い)
インターネットや携帯電話のセキュリティーについてのテレビを観たグループにわけました。
そしてニセのWi-fi電波環境下に置いてそのことを伝えたところ、
【結果】
被験者の54%が、自分の指、腕、脚、足中の濃度やうずきの損失を動揺や不安を経験し報告したらしいです。
そのなかでも高い不安を持っていた科目の中で最も厳しかったことが明らかになったとしている。
メディアへの正確なデータ提供を確認する必要を説いています。
面白い研究ですね。不必要なお薬や、情報が人間をコントロールしてしまう例ですね。暗示にかかり安い方に症状がでるのではないかと考えられています。
プラシーボ効果は有名な言葉ですがノシーボ効果は聞いたことがある人は少ないかもしれません。グーグル先生に聞いてみると『全く効果のない薬でも思い込みによって副作用が出 てしまう効果のこと』とあります。
なんでもかんでも副作用の危険のことばかり考えているとそうなってしまうのでしょう。
良くも悪くも人間は情報で動く、情報の通りに動くとも言えます。
上記の実験でノシーボ効果が現れた方はある意味素直な方なんでしょうね。
いろんな部分で正確な情報の重要性が指摘されています。