椎体骨折の経皮的椎体形成術は保存療法と差はない

2019年2月26日

椎体形成術を受けても受けなくても差は認められない

メディカルリバースが叫ばれるようになったキッカケの研究です。
骨粗鬆症で椎体が骨折した人達を椎体形成手術した群と、カイロプラクティックのような保存療法の群に分けて比較した統計研究です。

■有痛性の骨粗鬆症椎体骨折患者131名を対象としたRCT(ランダム化比較試験)によると、経皮的椎体形成術群と対照群(保存療法)を比較したところ、両群間の疼痛および活動障害に差は認められず、椎体形成術の適用を支持する結果は得られなかった。http://1.usa.gov/kvXvxo

脊椎疾患では手術というドラマ、手術という儀式が絶大な効果を発揮することが多々あります。骨セメント療法もそのひとつだったわけですが、ランダム化比較試験によって保存療法と同じ効果しか得られないことが明らかになった今、はたして貴重な医療費を費やしてまで続ける価値があるでしょうか。健康保険料を支払っている国民一人ひとりが考えてみるべきだと思います。

先日湿布薬の外来渡しに制限がかかりましたが、いろいろなことに無駄が多い医療費。
手術という面でも多々無駄がありそうです。