腰痛から健康へ

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20代男性 首の痛みと動悸などの自律神経不調

お薬の飲み始めであったので、薬も離脱し、不安もコントロールできるようになったケース

21歳男性、が首の痛みと、たまの不安、自律神経の不調感を訴えて来院。

首の痛み自体は中学生の頃からあり、ひどい時には近所の接骨院に通って急場をしのいできた。

メディケーション

増えるお薬

自律神経の不調感は3か月前から始まっており、主に電車の中で目眩や動悸が起きるという症状だ。

向精神薬服用者が家族におり、親族の勧めで当初心療内科で投薬治療を始めたが、家族の方が代替案をWebで探して当院に相談に来られた。

首の痛み、動悸、目眩の根本解決に向けてカイロプラクティックによる手あて、認知行動療法、運動療法を行う

全て説明がしっかり行われた上で、同意を得て治療が始められています。このうようなケースの場合、相談者本人が症状に「精神的なものが関わっている」と訴えてくることが多いので、さまざまな角度から検証していきました(認知行動療法で)

認知行動療法の活動記録表をしっかり毎週書いて来てくれたので、治療へ積極的に参加してくれていることがこちらにも伝わってきました。

ちなにみそのまんまサンシャインは自殺企図が無いかぎり、投薬は一切不要という立場です。

服用状況

動悸が出てから、3か月ほどということで当初は安心していたのですが、服用されているお薬が2種類あり「スピルリド」「アルプラゾラム」後者はベンゾジアゼピン系ということで離脱するのに覚悟を要するであろうことを再三再四説明した。

■ベンゾジアゼピン系薬、不安軽減などでの長期使用はダメ 厚労省が注意喚起、薬物依存の恐れも

不安の軽減や夜眠れない状態治療、てんかんの治療で使用されるベンゾジアゼピン受容体作動薬(BZ系薬)について、厚生労働省は都道府県や関連学会に対し、添付文書の「使用上の注意」の改訂を管轄の医療機関や薬局、会員に周知するよう通知した。抗不安薬などとして投与する場合、長期使用を避けることを求めている。

BZ系薬を使用する際の具体的な注意事項としては、定められた用量内でも服用し続けることによって薬物依存が生じることがあることから、用量や使用期間に注意して慎重に投与するよう促している。

厚労省はBZ系薬の添付文書の「使用上の注意」の見直しが必要と判断。製造販売会社に対し、改訂するよう指示した。

本人が意図して服用を始めたはずではないお薬だが、気が付けば「頓服」として飲んでいたアプラゾラムの頻度がどんどん増えてきている状況だったので、厚生労働省の勧告なども本人、家族に確認をしてもらい服用を少しずつ減らしていくことを毎回勧めていました。

家族の方とも時間を掛けて、厚生労働省がベンゾジアゼピン系を危険視していることなど、社会的なことも含めて話あいました。

週2回のカイロプラクティックによる手あてを3か月続けて問題を解決

親御さんの理解もあり、週2回の来院を続け身体の問題、鬱状態の考え方、薬物依存を順調に解決していきました。お薬の服用を始めて3か月の状態であったこと、本人が問題を認識し積極的にお薬の漸減、認知行動療法に取り組んだことが早期解決に結びついたと考えています。

カイロプラクティックで精神的な問題を解決してくれたことが私にとっても嬉しいことです。

別の方法で(医療経済主義とは別の方法)で不安や鬱を解決したい方はお気がるにご連絡ください。

産業医に鬱と診断をうけた

身体の痛みと鬱は大いに関係があります

状況にもよるのですが抑鬱状態や不安と体の痛みは関係しています。あまりに落ち込みが大きい場合は施術をしてもなかなか回復に向かいません。
これは脳の状態が低下していて前向きになれないと、どうしても身体の痛みとしてご自身の苦しい状況を表現するからです。

■WHOのデータから5大陸14ヵ国のプライマリケアを受診した25,916名の患者を抽出して行なった身体症状と気分の落ち込みに関する国際的研究によれば、気分の落ち込み患者の69%が主訴として筋骨格系などの身体症状を訴えていたことが判明。http://1.usa.gov/XrCo73

その時々で対応の仕方は違うのですが、社会的にどうしても苦しい時は思い切って産業医に相談してみることも必要かもしれません。

本来は家族や地域で支えあうことで、半年ほどで回復していくものです。
大切なのはお薬に頼らないことだと私は思います。

強い肩こりと頭痛を訴える

品川区西大井在住の男性、東京に転勤してきて約半年

  • 肩・首痛がある
  • 5年前までは週に1.2回のランニング習慣があったが今は運動していない
  • 歩いたり、走ったりすると腰の痛みが増す
  • 背景に抑うつ感があるが訴えたの4数回目の来院時

初めての来院時の痛みと状態

腰に関してはヘルニアの診断歴もある

  • 7年前にヘルニアの診断を受けている
  • 疼痛図では首、肩、背中と広範囲にピキンとした痛み
  • 筋肉がつるような、刺すような、痺れるような痛みが各所にある
  • ランニングを試みるものの辛くて走れない

検査と施術

首、腰の可動域制限がる

カイロテーブル

カイロプラクティック専用のテーブル

  • 可動域の制限が右側屈、左回旋にある(首)
  • 肌のつや、張りは悪くない
  • 柔軟性の低下が気になる
  • 初回来院時から手あての後の反応は悪くないが数日でもとに戻ってしまう。
  • 4回目の治療後に抑うつ状態の懸念が浮上したので伺ってみると、かなりのストレス状態にあるとのこと。
  • ご本人の判断で産業医に相談して休職をすることに。

なかなか初めての来院時から見ず知らずの人に詳しい状況を話せというほうが難しいのかもしれません。2回3回と来院を重ねる内に、そういえば… と話してくださる方も少なくありません。私はそれでいいと思います。

大丈夫ですよ、と背中を押してるうちに「話してみようかな」という気になってくだされば私の役目は果たされたとも言えますから。

手あての後のご感想

  • おもいきって休職して良かったです
  • 肩こりや腰痛が心理的なものからも起こるとはおもっていませんでした
  • 腰のコリが残っているので、今は腰を中心に診てもらっています
  • 心療内科でもらっていたお薬も半年で服用しなくても生活できるようになりました

院長のコメント

心身一如

何度かカイロ治療をして普通に回復傾向に向かわない場合は社会的な要因、心理的な要因が背景に隠れている場合が多いです。イエローフラッグやブラックフラッグと呼ばれる社会的な因子ですね。これらのことはWHOの調査でも明らかにされていて、われわれアジア人は抑うつ状態を身体の痛みとして表現するケースが70%以上です。カウンセリングの様子

もともとそのような統計学的な観点で臨床をしていますから、不思議なことでも、恥ずかしいことでも何でもありませんよ。

双方のメリットを活かして

カイロプラクティックと医学では考え方の方向性が違います。どちらが優れているということではありませんが、結果的に相談者にとって有益であればそれが最善なのではないでしょうか。

本症例では心療内科にも通いつつ、カイロケアも行うというチョイスを相談者自身がおこない、健康をとりもどしていった症例です。筋骨格系や内臓の状態も抑うつ状態に大きく影響します。日々の生活が楽しくない方はカイロプラクティックによる手あても選択肢の一つとしてお考えください。

 

両極性障害で痛みを伴う方の症例報告

鬱から?体の不具合? 痛みの原因と改善を求め来院

初めての来院時の痛みと状態

躁と鬱を繰り返し 今は鬱状態

  • 認知行動療法は復職センターで受けたが懐疑的
  • 1ヶ月後に復職するが自信がない
  • 右肩が痛すぎて上がらない。股関節もシャワー椅子に座れないほど痛い。鬱と関連があるかもしれないと思い原因をはっきりさせたくて来院

検査と施術

初めての来院からBS-POPを用い陽性

BS-POP

身体の痛みが精神的なものから来ているのかを検査する簡易検査表

  • Bs-Popは陽性
  • 肩の可動域減少。三角筋の緊張。
  • 下肢筋力の低下
  • 認知行動療法面では具体的な筋力運動をホームワークにしていただく
  • 職場での対人関係や、時間調整などを来院毎に行っていただく。
  • 便秘気味な時は基本的な食生活を見直し栄養バランスを考えてもらう。

具体的に行動してくださったのが良かった

BS-POPは陽性でご本人や奥さまのおっしゃるとおり心理的な要因もかなり大きく痛みに関与しているご様子でした初めての来院時に双極性障害の診断を受けたことがあること、もともと鬱状態からの痛みである可能性を感じていたことを問診上打ち明けてくださっていたので、初めての来院時から積極的に認知行動療法も併用して行っていきました。

関節可動域も痛みがともなうせいか、全体的に減少。前屈ひとつとっても床まで指がとどかない状態。肩関節も挙上が150度ほどと狭い。

3ヶ月の間に計12回の来院で順調に復職

さまざまな調整を行いながら約1週間に1回の来院で無事に復職されていきました。朝起きた時の腕の痛みだけは残ったものの、股関節の痛みや腰の痛みも殆どなくなりました。

もともと優秀な方なので真面目にホームワークにとりくんでくださり、仕事への不安感や健康不安をご自身で払拭されていくお姿は頼もしかったです。

手あての後のご感想

初めての来院で身体の痛みと気持ちの落ち込みの両面が診てもらえて安心感があった。復職センターでグループによる認知行動療法は行っていたが、その時とは随分違う印象です。ただ話を聞いてもらうだけでも楽ですね。

自分としては仕事復帰にむけてすごく不安が強かっただけに、とても心強かったです。

院長のコメント

院長

院長の顔

痛みと抑うつや不安感は確実に併存します。特にアジア人ではその傾向が強いそうです。両面からのアプローチがより効果的であると私は考えています。

どれくらいのバランスで診ていくかはまさに人それぞれ。その時々で随分お身体のご様子も変化します。
お仕事が始まる前と、実際にお仕事が始まって肉体的な負荷がふえて筋肉が硬直しやすいですよね。当たり前のことなのですが、精神か肉体かに分けて考えてしまうとついつい偏りがちな対応になってしまします。中道が一番です。

実際に相談者の背中は刻一刻と変化していきます。日によって見せる表情も変化します。適宜最適な対応をさせて頂いています。

ご本人は身体的な問題とおもっていても、精神的な負担が多い場合や、社会的な支援に乏しい時などは突っ込んだ質問をしています。
ここの認知行動療法は形式ばらずに、ざっくばらんにお話しが展開されていきますので構えなくてもいいですよ。

質問や疑問はお気軽にご相談ください。

土日になにもやる気がしない38歳男性

2年ほど前から疲労が抜けない 30代後半男性

いわゆる厄年に向けて、少しずつ体調が変化してきている

大きな病気になったことが無い方や、学生時代に体力自慢だった方などは40前後に訪れる体力の低下になかなか気づけません。

仕方のないことなのですが、自身が思っているよりも体力が落ちてると考えたほうが良いと私は思います。

体力の低下が顕著

  • 土日は家でずっと寝ていても回復しない
  • 以前からあった腰痛も悪化していきている気がする
  • 背骨がゆがんできている気がする

検査と施術

問診からも不健康な生活が伺える

当院では詳しく問診をします。問診は非常に重要です。

  • 問診で食生活の乱れが顕著
  • 身体の柔軟性の低下もある
  • 運動時間が確保できない
  • 背骨の機能低下にカイロプラクティックアジャストメント
  • 施術途中で不安神経障害があることが解かり、認知行動療法の枠組みや事例を詳しくお伝えする(具体的には満員電車に乗れなくなっていた)
  • 医学的にいうならパニック状態になる事

カイロプラクティックの施術を何度か行っていくとパニック状態になる事や、不安障害のような副訴を伝える方もいらっしゃいます。ここは認知行動療法もやっています。薬に頼り切りになっていなければ比較的良好な回復を示します。

感想

カイロケアと認知行動療法を行う

  • ご本人の身体の歪み感は最初の治療後から無くなりました。
  • 実は電車の中での眩暈感や発汗があったのですが、3回目の来院時に先生にお話ししたら、詳しく状況を説明してくれた。具体的に認知行動療法を行ったわけではないが、枠組みをお話してくれたので自分で工夫して生活してみたら電車に乗れるようになった
  • 野菜を多く食べるようにしたら、だいぶ楽になってきた気がします

院長のコメント

改めて問診の重要性が浮き彫りに

皆さん身体が疲労していると問診に時間をかけたがらないのですが、やはり重要です。もちろん状況に応じて対応はしていますので、身体の施術をしている時に本音や、実はこんな症状もということも多いです。カウンセリングの様子

そのまんまサンシャインは設立当初から”心身一如”をモットーに対応しています。この相談者のように不安障害や抑鬱がある時は適時認知行動療法を行っています。

この方は理解力の優れた方で、パニック状態になる事に関しても大方の枠組みをお伝えしたら腰痛治療でも行っていた認知行動療法を自分なりに行っていただき回復にこぎつけました。

パニック状態になる事であっても基本的には抑鬱感情と不安の感情にスポットを当てて対応すればよいという「統一プロトコル」のエビデンスに基づいています。

また引きこもり状態の方には、基本的な体力作りなどのサポートも行い社会生活の復帰への後押しをしています。(勿論簡単ではありませんが)

社会精神医学的な立場からすると、鬱は引きこもり状態の時には誰でも経験することだと考えます。

お身体の症状がある時は不安や鬱が必ず併存しています。ここではどちらにも偏りすぎることなくバランスよく対応するように心がけています。

ここ3ヶ月ほど土日は家でごろごろして寝っぱなしの生活

ここ3ヶ月ほど土日は家でごろごろして寝っぱなしの生活

なんとなくやる気がでないという主訴でカイロプラクティックに来られた方の症例報告です。

考える女性

やる気がでない

カイロプラクターからすると素晴らしい選択だとおもいます。背骨は貴方の大黒柱です。

起立筋の緊張、背骨の機能不全がもたらす無気力というものはあります。多くは肩凝りや腰痛、首痛が伴うものです。

心と体は繋がっていると考えている私からすると当然です。

1999年のWHOのデータです

WHOの心理的問題に関するデータを用い14ヶ国の患者25,916名を分析した結果、非白人がプライマリ-ケアを訪れる気分の落ち込み患者の約70%は身体症状を主訴として受診しており、最も一般的な症状は痛みに関連するものであることが判明

幾つかの先行研究では頭痛、便秘、脱力感、または背中の痛みなどの身体症状を訴えることが解かっている。

(N Engl J Med. 1999 Oct 28)

カイロプラクティックのいいところは人間を丸ごと診るというところです。本症例の方が鬱なのか肩凝りなのかしっかり区別する必要はないとおもいます。
27歳女性 品川区豊町在住

以前はもっとアクティブだったのに

デスクワークの方ですとこういう事もありますね。

  • やる気が出ないのが心配。せっかくのお休みもゴロゴロしているだけ…
  • 腰や股関節も張ってきている
  • 肩こりもここ最近ひどい

初めての来院時の痛みと状態

BS-POP陽性

  • BS-POP簡易検査表で抑鬱状態を確認BS-POP
  • 痛みのスケールは5~6ほど。そこそこ痛い
  • 肩、腰、股関節前部の筋肉の緊張が顕著
  • 食事は外食をすることが多い

BS-POPは福島県立医大で開発された抑鬱状態を調べる簡易検査表です。

1分で検査は終わるので簡単で助かります。この結果には固執はしませんからお気軽にご相談いただければと思います。

検査と施術

  • 肩、腰、股関節前部の筋肉の緊張が顕著。このような状態の方は当然背骨周辺の筋肉も硬く、背骨の機能が著しく低下しています。
  • オーソドックスなカイロ治療と生活状況の確認を行う。
  • 外食やコンビニ食が多いとのことでしたのでサラダを食べるようにおススメするなど基本的な生活指導
  • 運動不足なので興味のある運動をお勧めする

私は栄養学の専門ではないので、本当に基本的なご指導をさせていただいています。習慣になっていると意外と気づかないことも多いです。

手あての後のご感想

少しずつ改善

  • 来院ごとに状態が良くなっていくのが確認できる
  • 気が付いたら土日は部屋を掃除したりアクティブに外にでる機会が増えて来た
  • 数週間に1度のメンテナンスで良い状態をキープしている

院長のコメント

ヘルスケアの専門職です

カイロプラクティックはヘルスケの専門職になります。健康と言う観点から相談者を観察して、何が不足しているかをお伝えしています。基本は運動と睡眠と食事と背骨です。当たり前の話ですが、良い環境を作ってあげることがお身体にとって一番大切です。

一般的には背骨をボキボキするのがカイロプラクティックと思われがちですが、もう少し広い視野で人間を観察しています。

この方のようにお伝えした運動や、生活習慣を自らみなおして実践される方は早く回復していきます。
どれ一つ欠けても人間は健康を維持できません。

今一度ご自身の生活を見直してみてください。   

むちうち症になって30年

カイロプラクティックによる手あてでは良くならなかった鞭打ちの考察です

30年鞭打ち症が続いているケース。中枢感作の疑いが強い。

  • 何をしてても首が痛い
  • 痛みが怖い、何かにすがりたい気分
  • 今までありとあらゆる療法をやったが効果が無い

 60代男性 会社経営 神奈川県川崎市在住

痛みと状態

手技での確認だけで痛すぎる訴え

  • 30年痛みがあると、わらをも掴む思いである
  • 首に軽くふれるだけで痛い
  • 神経ブロック注射も過去に30回ほど行っている
  • 痛みで死んでしまいたいと思う事もある

指で軽く触れるだけで「痛い」ということは痛みが感作性疼痛(中枢感作)になっていることが考えられます。これは首の筋肉や皮膚が本来感じている信号を脊髄や脳が複雑な経路をたどって痛みを増強して感じている状態です。詳しい機序は解っていないのですが異常な状態と言えます。

神経ブロックを30回程行ってきたようですが中枢感作に対して行われていたかは不明です。もし同じような状態であるならば専門的に研究されている「沢山の症状を訴える状態など原因不明で治療困難な症状を専門に治療を研究・実践するサイト」 をご覧になるのもいいでしょう。

検査と施術

ほぼ手技での確認のみ

  • 簡単な手技での確認をして、身体とこころの関係を説明する。触れるだけで激痛がはしるので、首は手技での確認のみで状態をみる
  • 2回目の施術は首には触れずに、背中、腰の治療をする

手あての後のご感想

手技での確認だけで悪化

カイロテーブル

カイロプラクティックのテーブル

  • 初回の治療の翌日に 痛みの悪化を訴える
  • 施術が怖いので、2回目の施術の翌日にお電話にて治療をやめると申し出られた

コメント

マニピュレーション、モビリゼーション、運動療法が何もできなかった

まずカイロプラクティックによる手あてらしいことが何一つさせてもらえなかったのが悔やまれるところです。触れるだけで激痛がありますから関節をゆっくり動かすこともできませんでした。カイロプラクティックによる手あてはケベック特別委員会での報告でも有効性が説かれています。

【マニピュレーション】長期間にわたる治療は正当化されないが、短期間ならWADの治療に脊椎マニピュレーションを用いることができる。ただしこのテクニックを行なうのは有資格者に制限すべきである。http://1.usa.gov/LYNegq

【モビリゼーション】限られたエビデンスからモビリゼーション(瞬間的に外力を加えることなく可動制限がある関節の可動域を無理なく徐々に広げて行く他動的ストレッチ)はWAD(むち打ち関連障害)の治療として用いることができる。http://1.usa.gov/LYNegq

【運動】限られたエビデンスからROM(関節可動域)運動はただちに実行されるべきである。痛みが激しい時は休み休み行なう必要があり、症状の悪化がみられた場合は臨床的判断が重要である。http://1.usa.gov/LYNegq

脊椎の牽引や起立筋の緊張を緩めることで頸椎へのアプローチの可能性も出てくると考えていましたが、痛みを増強させてしまい可能性は無くなりました。

カウンセリングが必要だったカウンセリングの様子

上記の状態で出来ることは認知行動療法による疼痛管理でしたが、出来ませんでした。カイロプラクティックによる手あて院ということで徒手治療を期待して来られると本質を見失うことがあるのですが正にそれでした。痛みが本人の生活の奥深くに入りこんでいたので充分なカウンセリングを初回に行うべきであったと考えています。

頚部には手技での確認しか行っていないが、悪化を訴えているので慢性痛の特徴である脳内ペインマトリックスも活性化しているものと考えられる。
痛み方もお話しを伺っていると心理的な要素からの痛みが深刻であったようである。

痛みが30年続いていると、想像をはるかにこえる苦しみの中でいらっしゃったのでしょう。痛みと環境は密接に関係しているので環境が痛みをここまで肥大化させてしまうとおもような症例でした。

中枢感作という現象

上記の「沢山の症状を訴える状態など原因不明で治療困難な症状を専門に治療を研究・実践するサイト」 を一読されると良く解るのですが非常に難しい症例であることは間違いないようです。

仮にブロック注射で神経根ブロックによる中枢感作にアプローチする方法を選択するにしても、回復する方向性に行くと血流が増して一時的に耐えがたいような痛みが出る事もあるようで、極めて難治と言えるようです。

今ならマイオセラピーで施術する

現在ならばマイオセラピーを選択肢の一つに上げます。この場合は交感神経節の存在する胸椎を中心に施術を行うことで中長期的に回復に向かうことを狙いにします。マイオセラピーの施術も中枢性の神経炎症が起きるため痛みがさらに増幅する可能性があります。

中枢感作がない人にも30分は説明する重要な反応ですので、本症例が胸椎のマイオバイブによる振動に耐えうるならば症例としては興味深いものになるかもしれません。

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