腰痛から健康へ

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カイロプラクターを志した理由

 私の場合は現代医療へ疑問を感じたことが出発点

カイロプラクティックって何?

私がカイロプラクティックに出会ったのは地元愛知県の友人が「うつ」と診断を受けて暫くの間苦しんでいた時でした。院長と治療院入口

その友人は心身のバランスを崩し、西洋医学の心療内科を受診しました。半年ほど投薬治療を受けていたものの一向に回復する兆しはなく、周囲の目には薬理作用によって意識レベルを低下させているだけのように映っていました。

医療とはなにか?

当時まだ若かった私が「いったい医療とは何なのか?」と初めて真剣に考えた事を憶えています。根本的に何か違った事をしているような”感覚”だけが私の中に残っていました。

何もしてあげられることが無いと決めつけていた、私は妙な‘‘感覚‘‘を胸中に漂わせただただ傍観しているだけでした。

約1年ほど朦朧とした意識の中で苦しんでいた友人が、カイロプラクティック・ケアを受けていく過程で徐々に元気を取り戻していき、ついには社会復帰を果たしたのです。

うつって脳の病気じゃないの?

私は友人が回復していく過程を見ていて、人の手で背骨の調節し人間を診るカイロプラクティックに興味をもちました。気分の落ち込みって脳の病気だとか心の風邪なんて言われていましたが、もしかしたらそれは考え方が違うのではないかと思いました。

今でこそ精神疾患への多剤服用による薬害という概念が社会に浸透してきていますが、当時はお薬で何とかなるという考え方だけが社会通念で他に手だてがないように捉えられていた抑鬱状態。大きく考え方を変えていく必要がある部分ではないでしょうか。

物事の大転換期

様々な分野でパラダイムシフトが起きている時代だと言われています。パラダイムシフトとは「その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化すること」を言います。

コペルニクス的な変化ともいえましょう。我々は大転換期の真っ只中に生きていると私は考えています。

医療や病気に対する認識や思想、社会全体の価値観が変わっている。思想が変わっているのに制度が変わっていないという状況が色濃くなってきています。医療においても言えることでしょう。

議論や話し合いで次の枠組みが決まっていく土壌があれば一番いいのですが、おそらく「お金」の問題で変革せざる負えなくなるのが今の日本の現状でしょう。具体的には「国民健康保険制度の限界」です。

直線的な時間感覚の場合、容赦なく過ぎていきます。気が付いたら心身がボロボロになっていたということにならないように、準備をしておく必要があるとおもいます。

カイロプラクティックをとことん勉強してみよう

一念発起して上京

日本で行われているカイロプラクティック教育の殆どは専門学校でした。唯一大学教育を行っていたRMIT大学日本校のカリキュラムはキラリと光るものがあり、「どうせ勉強するなら本気で学びたい」と思い上京を決意しました。

欧米の大学の厳しさ

RMIT大学とはロイヤルメルボルン工科大学(Royal Melbourne Institute of Technology)は、オーストラリアビクトリア州メルボルンに本部をおく国立大学です。欧米の大学というのは入学するのは比較的簡単でも卒業するには真面目に勉強しなければ卒業させてもらません。出来の悪い方のわたくしも何度か途中挫折しかけましたが周囲の暖かい励ましと支えで、何とか無事に卒業させていただけました。

こころとからだは別なのか?

現在の西洋医学はもとをたどっていくと、ルネ・デカルト (1596年~1650年)の機械論的世界観に行きつくと言われています。これは心と身体は別々のものであるという考えかたの原型といわれています。

ベサリウス肖像画

ベサリウス

西洋医学の基本である人体解剖学の歴史はアンドレアス・ベサリウス(Andreas Vesalius 1514-1564)から始まっています。西洋医学は解剖学に始まり細胞学、遺伝子工学と物事を細分化していく方向性にあります。

現代医学の盲点

現代西洋医学は細かく検査することで原因を突き止めていき標的を明確にすることができる反面、医療現場では全体を見ることを忘れてしまうことがあると言われます。

あまりにも長い間症状に苦しんでいる方、症状の原因が分からない方、うつなどで薬漬けになってしまっている方はアプローチの方向が全然違うということもあるのかもしれません。すこし広い視点で生活を考えなおす必要があるのではないかと私は提案しています 。

カイロプラクティックによる手あてを通してお身体や生活を多角的、統合的にみて、病気の無い状態ではなく、健康で生産的な生活にダイナミックにシフトさせていく事を提唱しています。

ストレスは背骨の周囲を固くする

多くの病気や症状はストレスが原因であることが解ってきています。

カイロプラクティックによる手あてがストレスにも有効である理由の一つに、背骨を支える姿勢筋に交感神経の繊維が直接入り込んでいるからということもあります。

ストレスを感じると直通で姿勢筋が緊張してしまうのです。姿勢筋のストレスを少なくすることは、神経系のストレスを減らすことに直結するのです。

慢性痛と鬱、不安障害には多くの共通項というエビデンス

卒論はうつとカイロ

「うつ」がきっかけでカイロプラクティックを学び始めたこともあり、大学での卒業課題としてを研究。 「カイロプラクティックによる手あてにおけるうつ症状への有効性」(PDF) つたない文章ですがご興味がある方はご一読ください。

背骨から自由を取り戻す

カイロプラクティックに訪れる相談者にも状態がある確率が高いことが確認され、痛みを治療することで鬱症状から回復する可能性があることが示唆されました。花

慢性痛に抗うつ薬が処方されることも多いことから解るとおり、慢性痛と鬱症状とに多くの共通項があります。多くの代替医療家と同じく、うつにも取り組んでおります。

投薬治療で改善していかない鬱の方やそのご家族の方は、カイロプラクティックによる手あても選択肢の一つであると提案しております

幸運にも卒後に発表されてきた超一級のエビデンス

痛みと 不安 気分の落ち込み には強い相関関係がある

筋骨格系の治療も大切なのです

慢性筋骨格系疼痛気分の落ち込み・不安障害の間には強い関連がある。精神疾患の併存は過去3ヶ月の活動障害日数と関連し、疼痛のみでは18.1日、疼痛+不安障害は32.2日、疼痛+気分の落ち込みは38日、疼痛+気分の落ち込み+不安障害は42.6日。

(Psychosom Med. 2008 Oct)

WHOの心理的問題に関するデータによると・・・

いくつかの先行研究では、非西洋諸国のうつ患者は欧米諸国のうつ患者よりも身体症状を報告する可能性が高いことが示唆されているため、1999年に国際的な研究が行われました。

世界的にみても 鬱状態で痛みを主訴として来院する人が多いことが判明しています

14ヶ国の患者25,916名を分析した結果、プライマリケアを訪れる気分の落ち込み患者の約70%は身体症状を主訴として受診しており、最も一般的な症状は疼痛に関連するものであることが判明している

(1999 Oct 28,Simon GE, VonKorff M ,et.al)

古くて新しい世界観の創出

うつ・不安などの感情障害や統合失調症などは、疾患ととらえられて投薬治療が中心となってしまっています。

欧州では社会精神医学的な観点から、そのような症状は人生の危機における正常な反応として考え、投薬や診断は数か月から半年ほど後に行われると聞きます。誰でも危機に陥ったときに出る正常な反応が抑鬱状態です。これを読んでいらっしゃる方も何らかの人生の危機をお感じになっているのだと思います。

欧州ではクライシスセンターと呼ばれる避難所が行政によって設けられています。個人のカイロプラクティックオフィスですから限界がありますが、可能な限りの対応をしております。薬漬けで抜け出せなくなる前に「そのまんまサンシャイン」へ避難のつもりで来てください。

客観的な評価によって今ここにある自分という観点を見落としがちな現代です。身体的な観点から状態を把握していくと自身による発見は多いものです。

長期に鬱で苦しんでいる方は、投薬治療では回復しないことはご自身がよくご存じだとおもいます。まずはお薬を減らせるように焦らず向かいましょう。そのための協力は惜しみません。

カイロプラクティックの科学的根拠

カイロプラクティックによる手あての効果は証明されています

頚部痛、腰痛に極めて有効という体系的レビュー(2004年)

腰痛

急性腰痛にはこれまでの研究で既に決定的に効果があることが証明されています。

急性腰痛に対してカイロプラクティックによる手あては理学療法や物理療法よりも早く回復します。

慢性腰痛には非ステロイド性抗炎症薬と同様の効果を持つという中等度の証拠があります。

カイロプラクティックによる手あては、一般開業医の従来の腰痛対応やプラセボより短期的には効果的であり、長期的には理学療法より優れている。

カイロプラクティックによる手あては慢性腰痛に、短期的には理学療法や自宅での腰へのエクササイズ運動よりも効果的という中等度の証拠があります。

カイロ治療は慢性腰痛に長期的にみても理学療法や自宅でのエクササイズより有効という中等度の証拠があります。

ヘルニア

カイロプラクティックによる手あてはヘルニアに対して、短期的には偽カイロ治療や科学的髄核分解術より優れている

ヘルニア手術後の痛みに対してカイロプラクティックによる手あて、モビリゼーションはマッケンジー療法、医療、理学療法士の処置と比べて同等以上の効果が短期、長期的にあります。

慢性の頚部痛

慢性頚部痛にカイロプラクティックによる手あて、モビリゼーションはともに、短期および長期的にもハイテクのリハビリテーションを上回る鎮痛効果があるという中等度のエビデンスがあります。

また慢性首痛へのカイロプラクティックによる手あて、モビリゼーションは、短期的に一般開業医の管理より痛みの軽減において優れている。

急性、慢性というミックスの研究では証拠は2004年の段階では明らかではない

モビリゼーションはカイロプラクティックによる手あてに似た結果です。医師のケアより短期的にも長期的にも医師の頚部痛ケアより優れていて

効果がある。(Spine J. 2004 May-Jun Bronfort G1, Haas M)

 

慢性腰痛・亜急性腰痛(4~12週)のいずれにも効果的

システマティック・レビューです

認知行動療法、運動、脊椎マニピュレーション(カイロ治療)、および集学的リハビリテーションは

すべての慢性または亜急性(4週間持続)の腰痛のために適度に有効であるという十分な証拠を発見した。
(Ann Intern Med. 2007 Oct 2)

もちろん急性腰痛にも効果的

ぎっくり腰は急速に回復に向かいます。ランダム化比較試験です。

カイロ治療後は急速に回復にむかいます。 18歳から40歳の54人を対象にした、比較試験です。
ランダム化は、腰痛発症2週間以内の人でも、2-4週間痛みがある人でも脊椎マニピュレーション後に1週間以内で急速に回復した。

Spine (Phila Pa 1976). 1987 Sep;12

 

こちらもぎっくり腰、急速に回復します

18~40歳までの急性腰痛患者を対象に4週間追跡したRCTによると、モビリゼーション群とマニピュレーション群の改善率は4週間後には差がなくなるものの、マニピュレーション群は最初の1週間で急速に改善することが判明。

http://t.co/xSdw3w4

 

間違いないです Clinical Guidelines for the Management of Acute Low Back Pain 急性腰痛のガイドラインです

急性あるいは亜急性腰痛に対する脊椎マニピュレーションは、他の治療法に比べて短期間で疼痛および活動障害の改善、ならびに患者の満足度という点でより高い効果が得られる(★★★)。
http://amzn.to/Hk8veA

 

慢性腰痛に関する世界初の診療ガイドラインのヨーロッパガイドラインにも書いてありますが、脊椎マニピュレーションは慢性腰痛にたいして効果的であることが明記してあります。(European COST )

 

安全です

1911年~1991年に発表された脊椎マニピュレーション後に馬尾症候群が生じた29例を詳細に分析した結果、重度あるいは進行性の神経障害にマニピュレーションは行なうべきでないが、症状が悪化する可能性はきわめて低い。
http://1.usa.gov/qsCsK1

 

頚部痛にも有効 ランダム化比較試験

頚部痛と腰痛患者256例を対象に、医師の標準的な治療群、脊椎マニピュレーション群、理学療法群、シャムトリートメント群に割り付けたRCTによると、最も成績が悪かったのは医師の標準的な治療群とシャムトリートメント群だった。
http://1.usa.gov/kfFvV6

 

腰痛への体系的レビュー

腰痛に対する脊椎マニピュレーションに関する37件のRCT(ランダム化比較試験)を吟味した体系的レビューでは、
研究デザインに不備があるために正確な評価は困難で、腰痛に対する有効性は科学的に証明できないが、たしかにある患者には効果が認められる。
http://t.co/CwMdT89

第一級のエビデンスである体系的レビューによって、腰痛に対するカイロプラクティックの効果が示唆されたことになります。臨床上はマニピュレーション直後に変化が無い方は、脊椎のリハビリをやることで痛みの発生原因を体感してもらっています。

 

2009年下肢痛へも短・中期的なエビデンス RCT

192名を対象に①脊椎マニピュレーション群+自宅 運動+健康助言グループと
②健康助言のみのグループでブラインド比較試験をした結果
12週の時点で①脊椎マニピュレーション+自宅運動、健康助言グループが臨床的有意有益性を示した。重篤な事故はない。このテストでは54週目に両グループの臨床的差はない。

http://goo.gl/THm2Lb

①はいわゆる一般的なカイロプラクティックによる手あてですね。マニピュレーションして運動療法をしてアドバイスをするという流れです。

 

鞭打ち症に短期間なら有効とする

長期間にわたる治療は正当化されないが、短期間ならWAD(むち打ち症)の治療に脊椎マニピュレーションを用いることができる。ただしこのテクニックを行なうのは有資格者に制限すべきである。
http://1.usa.gov/LYNegq

カイロプラクティックの進め方

基本的には歯医者さんの治療のように計画的に来院して回復させていくことをおススメします。

痛みがコントロールできるようになってきたら、来院間隔を伸ばしていき、再発防止期間を経て、1.2か月に1度の来院のメンテナンス・ケア(MC)に移行していきます。

痛みや痺れといった症状をとっていく期間

問診、検査と治療後の反応で状態を判断し計画的に来院します

カイロプラクティックはヘルスケアの専門職ですが、初めての方は多くの場合ぎっくり腰などの身体の痛みを何とかしたくて来院します。問診時に来院目的なども伺います。インタビュー

検査後、背骨の調整の後に、他の症例なども参考にしながら、来院目的までどれくらいの期間・来院回数で回復していくかをご説明させていただきます。

症状を何とかしたい方で、どれくらいのスパンでどれくらいの来院回数が必要かはこのページの最後にまとめてありますので、ご参考ください。

大切な再発防止期間

痛みが取れてきたら、症状が再発しない方法を考えていく

単に症状を軽減させていくのは簡単です。大切なのは症状が再発しない方法などを一緒に考えて身につけていくことです。再発防止期間ではお話合いの中で、自宅でできるエクササイズなどを含めたテーラーメイドの再発防止策を考えて実行していきます。

以外に思うかもしれませんが、実はこの再発防止期間が大切な期間です。

カイロプラクティックケアの進め方

再発防止が無いと症状を繰り返しやすい

よくあるのですが、1.の段階の「痛みさえ取れればそれで良い」という方がおられます。

多くの方が御経験されていると思われますが、ライフスタイルが変わっていないと、結局同じところに負担がかかり数週間のうちに症状が再発してしまいます。

なぜ症状が出るのかを、さらに詳しく調べていきご自宅で日々行うエクササイズも調整していきます。

再発防止の来院スパンは1~2週に1回をご提案しております。

但し例えば1年に1回腰痛が決まった時期にある方などは、その時期が来ないと再発しないかは分かりませんから、ひと月に1回くらいのメンテナンスケアへ直接移行することも、もちろんあります。

メインテナンス・ケア/ウェルネス・ケアの期間

カイロプラクティックはヘルスケアです。健康を維持増進させるためにお身体を定期的にメンテナンスすると生活の質、人生の質が向上します。

また最新の病気予防に関するお話しが中心になってきますので、将来的な医療費を減らせる可能性を広げていきます。

メンテナンスの意味

生活の質を向上させ、病気のリスクを下げる

QOLの向上

より良い生活を構築していく

メンテナンス治療の目的は2つあります。1つ目は背骨を中心により健康的な状態を作っていきますので、生活の質が向上していきます。

2つ目は病気の予防です。残念ながら背骨のアジャストメントだけで病気を予防できるという質の高いエビデンスは今の所ないのですが、背骨の機能性を維持向上させていく過程で、現在解っている医学的な質の高いお話しをいろいろとご提案していきます。

来院の度に現在の状況や状態を確認して、日常生活に取り入れられるさまざまな提案をしています。詳しくはそのまんまサンシャインのYouTubeチャンネルをご覧ください、

間違いなく言えるのは関節可動域の維持

年々関節の可動域というのはどなたでも低下してきます。これは避けられません。この可動域の低下を極力遅らせるのもカイロプラクティック・ケアは有効であるというエビデンスがあります。全身の関節

背骨だけでも72個の関節があります。

ストレッチをなさっている方でも自分では動かしづらい関節がありあますから、それらの部分をカイロプラクターがしっかり動かしていきます。

脊柱起立筋群の緊張や背骨の関節の不具合は不快感に直結します。これらの不快感を減らし、運動などに前向きに取り組めるようにしていきます。

ご相談で1週~8週に一度の来院

メンテナンス期間は24節句から考えて2週間に1回がベストであると私個人は考えています。現状は2週~2カ月でご予約をとられる方が多いです。歯科による歯のお掃除も毎月行うかたも居れば、半年に1回の方もおりますように、カイロとの向きあいかたも人それぞれです。お話あいの中で決めていきましょう。

2~4週間間隔でエクササイズの確認や追加、さらに手技による筋肉や背骨のメンテナンスをされることで身体機能のさらなる向上、調整を行います。

余談、エグゼクティブがしていること

生産性の高い人間のしている事

古今東西問わず、生産性の高い人間は身体のメンテナンスに時間と費用を惜しみません。最近では日本でも朝プールで泳いでから出社するサラリーマンも少しずつ増えて生きていると聞きます。    

アメリカのビジネスマンがそうしているのは、疾患を防ぐばかりでなく、発想提案、行動力を磨いているからでしょう。

身体が快適な状態というのは、メンテナンス費用を差し引いても有益な生活をもたらすようです。

症状の緩和に必要な期間や来院回数

発症から1ヶ月以内の短期的症状

短期的(発症から1ヶ月以内)にある症状ならば外傷でない限り1~数回の来院で回復を実感されます。腕や足への痺れ等の症状がある場合は比較的時間が必要で5.6回の来院の中で少しずつ回復してきます。

注意して頂きたいのは腕や足への痺れや痛みが伴う場合は、酷い状況(例えば歩くのが困難)ですと3.4週~数か月単位で徐々に回復していくとお考えください。薄っすらと四肢に症状がある場合はその限りではありません。

また局部的な症状でも社会的状況が困難な場合(ブラックフラッグ)、それらの理由により抑鬱状態にある場合(イエローフラッグ)は1.2回で目に見えて改善していくことは少ないです。社会心理的要因への対応が必要になる為、さまざまなアプローチをして行く必要がある場合もあります。

1~3か月の中期的にある症状(亜急性期)

中期的な症状(1~3ヶ月)の場合も短期的な症状と同様に考えますが長年ある症状(6ヶ月以上)でも、3.4回の通院で何らかの変化をしていくのを実感しできるとおもいます。勿論個人差がありますが、多くの方は改善していくことを実感します。

長期的な症状の場合(慢性期)

6か月以上ある症状は慢性症状に分類されます。痛みが長期化している場合は、もう少し長いスパンで考えたほうが現実的です。中には10年間腰痛や肩こりに悩まされている方もおられます。そのような状態の場合は回復に時間が掛かることをお伝えしています。若年層の場合マイオセラピー(振動療法)などで早く回復する場合もあります。

慢性痛の方は改善と再発を繰り返しながら回復・安定していきます

特に慢性痛のあった方は、痛みを抱えて生活していた期間も長いですから痛みが無い状態で安定させるにはそれなりの期間が必要です。 改善と少しの再発を繰り返しながら、完治に向かいます。

※処方される簡単なリハビリ運動を日々続けていくことが必要条件です。エクササイズの効果は12週~24ヶ月を経て徐々に現れます。治療と自宅での運動は両輪で支えあっています。どちらか一方では回復は難しいです。

痛みが取れてくるのは50歳以下ならかなり早い

多くの症状はみなさんが考えているより早く回復していきます。学生さんなら1.2回の来院で症状事態はなくなることが多いですよ。当然ですが各人によって回復のペース違います。運動習慣のある人や若い世代のほうが早く回復していく傾向にあります。

個人差はありますが、50歳代.60歳代以降の方で、症状が年単位であったり、不節制な生活が続いているような方は回復にある程度時間がかかるとお考えください。

年単位で腰痛が続いてる方は『うつ』が関わっている事も多いです。認知行動療法のような科学的な根拠に基づく方法で80~90%は回復していきますのでご安心ください。

痛みをとっていく期間は週に1~数回の来院が目安です。しかし来院スパンはご相談して決めています

この期間に痛みがとれる人、とれない人の傾向まで解かっています

回復して行きやすい方の傾向
  1. 一般的な傾向として年齢の若い方は早く回復していきます
  2. 以前から運動習慣のある方は早く回復します。運動の種類によっては逆に回復を遅らせてしまうものもあります
  3. 回復に前向きな方のほうが回復しやすいです。これは物事の捉え方も前向きな方が、より良いです。
  4. 提案したエクササイズを定期的に行える方。
逆に回復していかない方にも、似通った傾向がみられます
  1. 計画通りに来院できない方
  2. 数回の来院で劇的な変化を求めている方。途中、自己判断だけで来院をやめてしまう方。
  3. 慢性痛の回復に不可欠な日常的なエクササイズを行わない方。行っていても定期的に行わない方
  4. 積極的な保存療法に参加する姿勢の無い方
  5. 痛みが出ている原因を理解できない方
  6. 物事を否定的、懐疑的に捉える傾向が強すぎる方

※社会的・個人的事情で計画を立てられない場合は遠慮なく仰ってください。また10年単位であるような慢性症状の回復をお考えの方は10~20回単位での来院が必要だと考えておいた方が賢明です。

不妊治療について

カイロプラクティックによる不妊治療を考察

確固たるエビデンスがあるわけではないのですが、我々カイロプラクター同士の会話では女性来院者のおめでたいお話しはよく聞きます。いわゆる不妊治療です。

妊婦

カイロプラクティック・ケアは効果があるのか

特に何年も不妊外来に通院していた方が、カイロプラクティックも受診するようになってから身籠ったなどの話は割と多いです。

エビデンスが無いわけですから、もちろん偶然そのようなお話しになっているとも言えるのですが、選択肢の一つとして考えても良いのではないかとカイロプラクターとしては思います。

カイロプラクティックは健康を向上させるヘルス・ケア

考え方にもよるのですが、カイロプラクティックはヘルスケアです。不妊治療というと何やら特別な治療をするように考えがちですが、要は皆さまの健康をケアさせて頂くお仕事です。

母体となる女性が健康でないと、つまり身籠る準備ができていないお身体では赤ちゃんを授かるのが難しいのではないかと私は考えます。

背骨と骨盤

安心して身体を成長させられる母体づくりが先決ではないでしょうか。緊張した背中や肩のままですと交感神経が高ぶった状態が常態化しています。背中の緊張をなくして、尚且つ足腰の適度な筋の張りということが重要だとおもいます。

骨盤の要石と呼ばれる仙骨と子宮を結ぶ仙骨子宮靭帯や、骨盤周りと取り巻く靭帯のバランスを整える。

また骨盤や腰の骨のスムースな動きは腹部の血流やリンパ液循環の基本になります。腰回りの柔らかさはあらゆる動作の基本になる部分です。

子宮の前屈

内臓の下垂や骨盤の前傾、膀胱の可動性の低下や後屈が子宮全体を前屈した状態にさせると言われています。お腹だけドテッと出ているかた、下腹部の緊張が強い方などはお腹の下部にある子宮をより前屈させて血流を悪くしてしまいます。

カイロプラクティックではそのような内臓状態ですと不妊を招くという、内臓マニピュレーションの考え方があります。これは腰痛やヘルニアのページにあるようなRCT,システマティック・レビューなどの超一級のエビデンスがあるわけではありませんが、複数の症例報告という形で経験論的に語り継がれていることの一つです。

子宮の圧迫図

子宮が内臓下垂により圧迫される

頭蓋の問題

カイロプラクティック、正確にはオステオパシーの考え方になるのですが頭蓋治療という考え方があります。24枚の骨でできている頭蓋骨の内、蝶形骨という蝶の形をした骨の動きが悪くなると健康上さまざまな問題が現れます。

蝶形骨

コメカミんいある蝶形骨

その一つが不妊に繋がるという考え方があります。我々の世界で「1日講習で不妊治療」などというタイトルのセミナーがあると、この蝶形骨の治療を教えてもらえるそうです。

ですから蝶形骨の問題もクリアーにする必要もあります。勿論私自身は、この蝶形骨だけでどうということは考えておりません。

カイロプラクティックによる総合的なケアをお勧めします

上記にあるような不妊に関わるような事柄を丁寧にケアをしていきます。運動不足の方にはもちろん運動もして頂き健康な状態を作っていくことで受胎可能なお身体づくりをサポートします。カウンセリングの様子

もともと健康に興味のある方から、病院の不妊外来に何年も通っているが思うような結果が出ない方などセカンド、サードオピニオンとしてもお気軽にご活用いただければと思っています。

姿勢とカイロプラクティック

姿勢の悩み 

カイロプラクティックで姿勢は良くなるのか?

小学生の親御さんの悩みとしても多いです

「カイロプラクティックによる手あてで姿勢は良くなるか」という質問を良く受けます。とくに小学生のお子さんがいる母親からの質問が多いです。

カイロプラクティックは人間全体を診ますから、何かしらの手助け、アドヴァイスを行うことはできます。
ただし安易に考えて、背骨を「ボキッ」 とすれば、魔法の様に姿勢が改善するわけではありません。

キーになる背骨を意識して半年くらいを目安に

ポイントを押さえていけば、少しずつ改善していきますのでご安心ください。良い姿勢を維持しようとしても初めのうちはつらいものです。神経系は繰り返して行われる動作に対して約六か月で、その動作を覚えていきます。

まずは自分の姿勢が崩れているという意識を養っていくことです。姿勢が崩れた時にすぐに気づける観察力が身につけばしめたもの。
焦らず取り組みましょう。

市販の姿勢矯正ベルトを使うのも一つの手

私も以前は効果に疑問を感じていた姿勢矯正ベルト。デスクワークの方で肩こりに悩んでいるなら一度使ってみる価値はあると今は思います。姿勢を意識せざるを得ないので結果的に肩こりが減り、臨床上も肩回りの筋肉の緊張がとれていました。

姿勢は2種類 posture と  attitude

不思議と関係している

姿勢には2種類あって「体の構え方」posture と「物事に対する心の持ち方や行動の仕方」 attitude があります。

相談者は当然 posture に関する相談ですが、往往にして attitudeが良くない事が多いです。基本的な受け答えができない、時間が守れない等、心の持ち方も姿勢と関係しているように私は考えています。

姿勢を綺麗にして行くことは、そんなに簡単ではない

姿勢というのは、綺麗な姿勢の方が少ないように、簡単に姿勢が良くなるわけではありません。良い姿勢の代表としてバレリーナの方々が上げられますが、彼らがどれくらい厳しい訓練をして綺麗な姿勢を獲得しているかを考えてみればわかります。

施術をして+可能な限りのアドヴァイスをしていきます

一つ言えることあは、カイロプラクティック・ケアを受けることで、力まずに良い姿勢をとるアプローチができるということです。背中の張り、凝り、重さ、硬さという主観は必ずとれてきますので、いつもより楽に、過ごせるからです。

姿勢に正解はないので時間をかけて取り組みましょう。最大限のアドバイスをしていきます。

認知行動療法による腰痛治療の説明

 認知行動療法による腰痛治療

認知行動療法とは精神療法の一つです。心理的な側面が身体の症状に少なからず関わっていることから心理的側面からも腰痛をみていきます。

(国立精神・神経医療センター 認知行動療法センター)

3カ月以上ある腰痛は慢性腰痛

腰痛をはじめ長く続く痛み、一般的には3か月以上改善しない痛みを慢性痛をいいます。

慢性痛を抱える人の多くは、身体的な痛みだけでなく、同時にさまざまな生活上の困難や苦悩を抱えます。仕事や趣味や家事を以前のように行うのが難しくなったり、「この痛みはいつまで続くのだろう」「なぜ、自分だけがこんなにひどい目にあうのだろう」と思い悩むようになったりします。

その結果、否定的な気分(落ち込み、怒り、不安など)になったり、身体の調子が全般的に悪くなったり、人づきあいが減って孤立したりすることもあります。

そのような状態になると、痛みはさらにひどくなって治りにくくなるといわれています。

◎痛くなりそうで怖いので、なるべく活動を避ける
◎痛みが比較的穏やかなうちにたくさん活動して、結果的に痛みを悪化させる

注目したいのはいずれのパターンも痛みに振り回されているということです。人生のハンドルを痛みににぎられていると言い換えてもよいでしょう。

痛みにハンドルを奪われている

痛みにハンドルを奪われている

慢性痛を抱えて以来、あなたは大切な人間関係を失ったり、楽しかった活動を失ったりしていないでしょうか。

もし、そうだとすれば、それは痛みに人生のハンドルを奪われていて、あなたが望む人生のドライブをできていないからなのかもしれません。

あなたがこれから取り組むかもしれない「認知行動療法」は、人生のハンドルを自分の手に取り戻すこと。つまり、自分が望むような生き方を再び選択できるようになることです。

あなたはどこに、誰を乗せて、人生をドライブしたいでしょうか?そのためにはどうすればよいでしょうか?

慢性疼痛に対する認知行動療法プログラムで一緒に考えていきましょう。

痛みは居るけどあなたが人生の主役

例え痛みが一緒でも、あなたが人生のハンドルを握りましょう。

(慢性痛の認知行動療法パイロット・スタディ版より)

 

慢性痛の構造

慢性痛の簡略図

慢性痛は苦痛と苦悩が重なっている

慢性痛は身体の痛みセンサーの活動(苦痛)にくわえ、苦悩や抑うつが伴い、痛み体験を繰り返している状態だと言われています。

慢性痛患者はそうでない人にくらべ、なんらかの気分障害、鬱病、気分変調症、なんらかの不安障害、特定の恐怖症、社交不安症、広場恐怖症、PTSDがそれぞれ2倍くらい発生しやすくなります。
(OyeGureje,Michael Von Korff,Lola Kola et al. March 2008,PAIN)

図の苦悩の部分です。認知行動療法のような心理療法介入の目指すところは苦悩の部分をへらせば全体的な痛み体験が減少します。苦悩の部分に必要なのは「ケア」です。いっしょに解決策をかんがえていきましょう。

慢性痛に心理療法の目指すところ

慢性腰痛に心理的介入をすると全体的な痛み体験が減少します。

苦痛にかんしては当院ではカイロプラクティックやマイオセラピーで腰の関節や筋肉の機能を回復させていくことで、軽減させていきます。

国立精神・神経医療研究センター「疼痛の認知行動療法」を軸に行います

痛みに関しては国立精神・神経研究センターがおこなっている「疼痛の認知行動療法」を軸に6回パックで行います。

院長の伊藤は「疼痛の認知行動療法研修」に参加しています。基本的な枠組みは理解しておりますのでご安心ください。

終了証

痛みの認知行動療法研修を受講しています

気分がすぐれない方には10~15回のセッションが行われます。

 カイロプラクティックに認知行動療法をとりいれた理由

慢性腰痛へのカイロプラクティックは2004年のヨーロッパガイドライン(pdf)に明記されているように有効なのですが、なかにはカイロプラクティックだけでは回復しない腰痛患者さんもおられます。

慢性腰痛で回復み向かわない患者さんと向き合い、頭を悩ませていたころTMSジャパンの勉強会で認知行動療法が有効だとういう情報を知りました。

私自身もともとうつ病の回復に興味があってカイロプラクティックを勉強した経緯があり、うつ病との関連性という部分でも認知行動療法に興味を持ちました。

たまたまなのですが、その頃「国立精神神経医療研究センター」にお勤めの患者さんが来られていて研修の事を教えてもらい渡りに船という流れで同センターの研修を受けるにいたったわけです。

基本的な認知行動療法の概念を習得し創意工夫の中で腰痛に対する認知行動療法に取り組んでいます。

終了証

認知行動療法センター

日本の場合、腰痛に対しては精神科医の先生でも認知行動療法に対しては保険適応にならない場合が多いですが、できることを模索して可能な限りのサポートをしています。

当初は「腰痛に精神療法?」と相談者からおかしな反応もありましたが、最近ではすこしずつ素直にお話しを聞いて下さる方も増えてきました。

英国の研究から見えること

2008年発表 500人の慢性疼痛患者を対象とした英国研究

慢性的な痛みを持っている500人のうち

54%(271人)が痛みのみ
痛みと抑鬱が20%(98人)
3%が痛みと不安
痛みと不安と抑鬱全部ある人は23%(116人)

慢性疼痛と抑うつや不安の追加罹患率が強く、より重度の疼痛、大きな障害、および貧しいHRQL※に関連付けられています ※health-related quality of life健康に関連した生活の質

(Bair MJ. et al, Psychosom Med, 2008)

慢性腰痛などの痛みは、鬱や不安と併存している割合が半数近く居るということです。

ヨーロッパガイドラインをはじめ、背骨の操作(脊椎マニピュレーション)の信頼度や費用対効果が推奨度Bレベルになっているのはこのような状態が背景にあるからだと私は考えています。

ですから慢性腰痛の半数の方は認知行動療法などの心理療法が必要なのではないかと考えています。

急性腰痛(ぎっくり腰)の方も慢性化の予防の為に必要な認知行動療法

2009年のシステマティックレビュー

15研究をレビューした結果、力学的因子より心理社会的因子

エビデンス三角

体系的レビューですから最上級の根拠になります。

(仕事の要求度が高い・仕事の満足度が低い)

筋骨格系疾患の痛みと慢性化の予測因子 

(Macfarlane. GJ, et al, Ann Rheum Dis, 2009)

急性腰痛の後、慢性腰痛に以降する人も社会的な要因が慢性化の予測因子となる

認知行動療法などの介入により慢性化を避ける必要があります。

心理的・社会的・経済的因子は、慢性腰痛および活動障害において重要な意味を持っている(★★★)

心理社会的因子は、治療とリハビリテーションに対する患者の反応に影響をおよぼす(★★★) http://amzn.to/Hk8veAhttp://1.usa.gov/I23gOD

そのまんまサンシャインでは、それだけでも十分に効果が見込めるカイロプラクティックにに加え、さらに認知行動療法も加えることで海外の腰痛ガイドラインに一歩でも近づく取り組みをしています。

オセアニア版、認知行動療法の解説

認知行動療法の考え方をベースにした運動療法で動ける身体を創る

ここまでは国立精神・神経研究センターでの精神的な部分にむけての認知行動療法に焦点をあてて解説してきましたが、ここからはオセアニア(オーストラリアやニュージーランドなど)で積極てきに腰痛治療のために行われているバージョンをお伝えします。

肩こりや慢性腰痛などの慢性的な症状は(6か月以上続く症状)は、実際に患部が痛んでいる以上に脳が痛いと感じていて、不安やよく鬱がでてくることで痛みを抑制する神経の活動が低下していること(簡単にいうと痛みのブレーキが利かない)が多かれ少なかれあります。

腰はじっさいには壊れているわけではないのですが腰痛のときは痛みが強いから「腰がこわれた!」と考えがちになるものです。

下向きの痛みの抑制図

下降性の疼痛抑制の図(見づらくてすみません)

認知行動療法や認知行動療法に基づいた運動療法を行っていくことで「腰が壊れている」という恐怖心や不安をなくし、

脳からの「痛みのブレーキ」を効かせることで腰痛をコントロールできるようになります。

慢性腰痛には認知行動療法は不可欠

カイロプラクティックによる手あてだけでも慢性腰痛に効果があるのですが、より良い状態を維持したり繰り返しやってくる痛みのスパイラルを止める為に運動療法は不可欠ですが、認知行動療法をベースにしたほうがより効果的です。

認知療法や運動療法にかける時間配分は人それぞれですが、多かれ少なかれ「腰痛」がある方には必要な要素ではないでしょうか。

慢性的に痛みのある動きや生活を脳が憶えていますからリハビリテーションが必要なわけです。

とは言え医療機関で腰痛に対する認知行動療法を行っているところは現状ですと非常に少ないです。

カイロプラクティック治療に加えて認知行動療法を行っている当院にご相談されることをお勧めします。

認知行動療法的に腰痛を考えると

認知行動療法は「自動思考」と呼ぶ「自然に沸き上がってくる思考」に着目します。

 腰痛を今までの腰の損傷モデルで捉えた場合、自動思考は「腰が壊れている」、「椎間板が潰れているから腰が痛い」、「動くと腰が痛くなるから動けない」という故障モデルをする患者さんが居おおいと考えることもできます。

この故障モデルはふるい考えかたで国際的な腰痛のあつまりでも改めるように勧告されています。

なぜならば椎間板や骨の変形が腰痛とは無関係であることがわかってきたからです。

これらのまちがった思いこみを認知行動療法によってすこしずつ変えていきます。

社会もんだいも関係している

脳科学が明らかにしてきたことは、より広い範囲のことで社会的な痛み(人間関係やら収入格差、コミュニケーションの問題など)を司る領域と、慢性の痛みを司る脳の領域がリンクしていることも解ってきています。

この場合、腰痛患者さんが抱えている社会的な問題を解決していく方向で取り組むことで慢性腰痛や悪化した腰痛が改善に向かいます。

このように腰痛での臨床現場で行える認知行動療法には非常に広い幅を持っていますので、個々の患者さんとお話ししながら考えていきます。

また認知行動療法ではスキーマと呼ばれる「かんがえ方の根底的な部分」に着目します。

スキーマがどのように形成され、今ある考え方に影響しているかを見定めます。スキーマは常に同定され、また修正されていきます。

故障モデルで腰痛を考えたとき「画像診断の画像」や「権威あるお医者さんがこう言ってた」などがスキーマとも言えます。

社会的な痛みの影響が強い場合、成育歴(子供の頃の虐待体験など)実にさまざまです。

そういった腰痛に関連する自動思考をご自身の気づきで少しずつ修正していくことで腰痛から解放されていくこともサポートしています。

費用も半分で抑えられる

イギリスで行なわれた701名を対象としたRCT(ランダム化比較試験)では、

数回にわたる集団での認知行動療法によって慢性腰痛の疼痛と活動障害が改善され、その効果は12ヶ月も持続しただけでなく、費用も一般的な腰痛治療の約半分に抑えられた。

http://1.usa.gov/mobdNx

 認知行動療法を取り言えれることで腰痛治療の費用も減らすことができるのです。

NHK放映「腰痛・治療革命~見えてきた痛みのメカニズム~」

オーストラリアのメルボルン州など世界の一部の都市では10年ほど前から州政府や自治体がTVコマーシャルに費用を投じて行ったメディアキャンペーンと同じ内容です。

NHKの一シーン

シドニーにある国立の腰痛センターでの一日のスケジュールの様子

医療費を出す側がメディアを使って認知行動療法を行っていくという政策です。メディアコマーシャルに掛かる費用をさっぴいても医療費を大きく削減できることが解かっています。

豪州では医療費削減のため国をあげて認知行動療法にとりくんでいるようです。寝たきりだった腰痛のひとが運動できるようになっていくようすをNHKオンデマンドでみることができます。

世界基準の視点で2015年にNHKがまじめにつくってくれた唯一のほうそうと噂です。まだ観ていない方は無料放送のあいだにみておくといいですよ。

腰痛革命

NHKオンデマンドで視聴できます。おすすめです(クリックでサイトへ)

 

腰痛に対して認知行動療法を行う時は、認知行動療法的に基づく運動療法が行われます。長年重度の腰痛がある方は運動することに恐怖心があり「とても運動なんて」とお感じの方が多いと思います。

勇気を出してできる運動から取り組んでいきましょう。エビデンスはそれを証明しています。

心理社会的因子にも目を向ける

慢性腰痛と慢性疼痛症候群を5年間追跡した結果、重篤な慢性腰痛の予測因子は、MRI所見や椎間板造影所見ではなく心理社会的因子 (Carragee. EJ et al, Spine J, 2005)

つまり心理社会的因子に目を向けていかない限り、根本的な解決方向には向かわないということです。

認知行動療法は基本的にはホームワーク(宿題)が中心

「宿題」と聞くと嫌な気持ちがする方もいらっしゃるかも知れませんが、認知行動療法の創始者アーロンベックは「認知療法において、ホームワークは、付加的なものではなく中心的なものである」(Beck et al.,1979)と言っています。

毎回のお話あいの中で一緒に考えて決める『ホームワーク・宿題』。このホームワークを行うことがとても大切です。

次回のセッションで出題されたホームワークを題材に語りあい、ディスカッションすることで自然と腰痛や抑鬱などの症状についての考え方に変化が出てくるようになるのが特徴です。

認知行動療法の目的は、『悲観的になりすぎず、かといって楽観的にもなりすぎず、地に足のついた現実的でしなやかな考え方をして、いま現在の問題に対処していけるようにバランスのとれた思考を身につけていくこと』です。

腰痛に対しても同じスタンスです。

認知行動療法のエビデンス いろいろ

欧米では有効な療法はスグに承認されて臨床現場で使用されます。認知行動療法もその一つです。

従来の治療よりも効果的と超1級の研究が証明

慢性の非特異的腰痛に対する心理社会的介入の有効性に関する体系的レビューによ ると、従来の標準的な治療よりも、積極的なリハビリテーション(認知行動療法に基 づく運動療法)の方が活動制限と疼痛の改善に効果的であることが判明。 (Man Ther. 2012 Oct;17

認知行動療法に基づく運動療法は非常に有効です。

慢性疼痛に対し認知行動療法をベースにした疼痛自己管理プログラムが有効

慢性疼痛に対してしばしば認知行動療法が行われているが、オーストラリア・シドニー大学のMichael K. Nicholas氏らは、認知行動療法をベースとした疼痛自己管理(pain self-management:PSM)プログラムが高齢の慢性疼痛患者において、少なくとも短期的には有効であることを無作為化試験により明らかにした。 (Nicholas MK et al. Pain. 2013 Jun;154)

オーストラリアでは慢性腰痛に認知行動療法は常識のようですね。実際認知行動療法は効果的で、相談者自身が痛みと向き合いコントロールできるようになる為、無駄な通院を減らすことが可能となります。

おまけ カイロプラクティックと認知行動療法の共通項

人間が持っている治る力を信じる

人間はもともと自ずと治る力が備わっています。

カイロプラクティックと認知行動療法の共通点は『人を治さない』という立場をとっていることです。言いかえると「人は治せない」という立場です。

カイロプラクティックは自然治癒力を高める背骨のケアですが、認知行動療法はお話のなかで『気づき』を促します。

気力体力充実している時なら自然と判断できることも、落ち込んでいる時、体力が低下している時は適応的な思考ができなくなってしまっています。認知行動療法は無理の無い範囲で今の状態を模索していきます。

ですから「私が人を治します、というおこがましい考え方ではない」ということがカイロプラクティックと認知行動療法の共通項です。

当院で行われている認知行動療法

軽度の症状の時は施術をしながら普通の会話の中で行われます

心療内科や精神科で行われている対面面接というものだけではなく、背骨を調整しながら会話をしていきます。(メモを取る時に手が止まってしまうのはご了承くださいね)。

また日々の生活で出来そうな運動療法を探っていきます。行動的なホームワークを一緒に決めていきましょうね。

場合によっては認知行動療法のワークブックを用いて、しっかり症状と向き合います

疼痛を抱えて来院される方の中には、パニック状態になる事や気分の落ち込み、両極性障害など精神疾患を併発している場合や、抑うつ状態そのものが痛みや痺れとして表現されていることも少なくありません。そのような状況かであることが明確になれば認知行動療法を取り入れていきます。

初めての来院時にそのようにうち明けて下さる方は少ないかも知れません。通常のカイロ治療を勧めていく上で、改善しない場合や変化が無い場合に「ストレスは本当にないですか?」と問いただすと「実は…」というケースも少なくはありません。認知行動療法を始めるのはそれからでも遅くはないのです。

簡単なお話の中で解決していかなさそうな、動悸、発汗、長年の抑うつ症状などがある場合は系統だった認知行動療法をお勧めています。そのような場合は「不安とうつの統一プロトコル」のワークブックを用いて対応させて頂いています。

「不安とうつの統一プロトコル」「統合失調症」研修修了

もともと鬱などに興味があったり私自身の人生を振り返り精神的なことに興味があるので統合失調症やその他の精神的苦しみの方にもむきあっています。認知行動療法がすべてだとは思いませんが有用な方法であることは間違いありません。

修了症、統合失調症

機会は少ないですが、統合失調症の為の認知行動療法研修にも参加しています。

精神疾患の細分化が進み過ぎ、対応しきれない状況が発生してきているため認知行動療法の世界でもデービッド・バウロウ博士によって「統一プロトコル」という概念が打ち出されました。

認知後療法の統一プロトコルは、多くの精神疾患に共通する「不安と鬱」の2点に着目して認知行動療法を行っていくことで症状が改善していくことが証明されています。

統一プロトコル

統一プロトコル研修

メールケアによる日常支援なども行います

気分の落ち込みや他の疾患でも効果が証明されてきている電子メールによるサポートもしています。新たな生活動作を身につけていくのは簡単ではありません。一緒に回復に向けて取り組んでいきましょう。これもすべてエビデンスに基づく対応です。認知行動療法と同じく効果があることが証明されています。

メールケアはシステマティックレビューで証明されています

気分の落ち込みにおけるCBT(認知行動療法)ベースのセルフヘルプの科学的証拠。インターネットを介して多くの治療を受けることができます。 (Bergström J,et al.2009)

腰痛に関してインターネットを介して認知行動療法のエビデンスはありませんが、臨床上は有効であると考えてます。

認知行動療法は様々な症状に有効であることが証明されています。認知行動療法というと少し大げさな聞こえ方になるかもしれませんが、簡単に言うと冷静に話あっていくという事かもしれません。認知後療法と息巻くより気軽にお話しに来られると良いと思いますよ。

Skypeで認知行動療法

Skypeでお問い合わせ、認知行動療法ができます

スカイプというのはパソコンで電話をかけられるソフトのことです

認知行動療法に関してはお問い合わせください

Skype

Skypeでの認知後療法も可能です

※状況により通話ができない場合がありますので、ご了承ください

また以前ご来院になった方でも、その後の経過やご様子、新たな症状が出た場合などの質問等、お気軽にご連絡ください

ストレートネックは治らないし首の痛みの原因でもない根拠

実はストレートネックと首の痛みに相関性はないという統計的根拠

ストレートネックだから首が痛い、肩が凝る、ストレートネックにカーブをつけなければならないと思い込んでいる方に必要な情報です。

WEBサーチを行っても、なぜか統計的な根拠はないもののストレートネックが首の痛みの原因と書かれているものが殆どです。

医療機関でお達しを受けるとのことですが、問診時に特に多く訴えられる事柄の一つなのでとても残念に思っています。な

ぜならば画像診断の印象は一生付きまとう傾向にあるからです。画像に囚われてしまうと、脳裏に焼き付いてしまい痛い形状が問題なのだと思い込まされてしまいます。

そのようなことが根拠にない俗説であることを統計的な情報を基に丁寧に解説していきます。

ストレートネックは首痛の原因ではないと言い切れる根拠

首に症状を抱えている方の多くはレントゲンの写真を見ながら説明を受けると、ストレートネックが原因であると思い込んでいます。実は10年以上前からストレートネックと症状は無関係であることが統計的に明らかにされています。

ご不安な方はこのエビデンスを医療機関の方にお見せください。逆にいうとストレートネックが痛みの原因であるという質の高い研究証拠は世界中に存在しないのです。

ストレートネックと首の症状は関係ないという比較対照試験

2013年7月 EU整形外科学会による報告

頚椎前弯※の有無と首の傷害の関連性の有無は幾つかの研究で課題になっている。

頚椎に損傷がある人60人と、健康な人100人のレントゲンを比較したところ

①首の痛みの無い方で通常のカーブがある人36.5%、ストレートネックは36.5%、2コブカーブが17%、逆カーブ(逆cの字)が10%

②首の痛みがある人で通常のカーブがある人は36%と、ストレートネックは34%、2こぶカーブはで26%、逆カーブ(逆cの字)が4%

統計的に有意な差がないことが解かった。ストレートネックと筋肉の痙攣(寝違い等)、と関連付けるべきではないとしている。

(Eur J Orthop Surg Traumatol. 2013 Jul;23)

※頚椎前弯は首のカーブの事です

エビデンス三角

エビデンスレベルの表です

比較対象試験は信ぴょう性は高いものです。医療費の高騰を招いた腰痛への研究がひと段落して首痛や膝に関する研究が2010年頃から出されるようになってきました。この表に従えば2番目か3番目の信頼性の高さです。

また下の表を見てお判りのように、医師の知識や経験というのはレベルは10番目ということになります。ストレートネックが原因で痛みが出るというのも仮説であって、その仮説を医師がまことしやかに語り継いできただけです。

逆に言うとストレートネックであることが首の痛みの原因であるという証明は出来ていないということになります。

上位にくるサイトで統計的根拠のあるデータはあるでしょうか?

1990年代に既にストレートネックは臨床上意義がないことが指摘されている

実はこのような指摘は以前からもされておりました。本場アメリカのカイロプラクターは画像診断権がありますから盛んに研究がなされていたようです。

1999年に福田邦彦先生によって監訳されたカイロプラクターによる画像診断学の教科書にも「ストレートネックと首の痛みに関しては臨床上の相関性はない」と明記してあります。2章p153

余談になりますが腰のカーブ有無と腰痛との関連研究は1960年代に決着している

意外と知られていない、50年以上も前に結果がでていること

腰痛患者200名と健常者200名(腰痛無い人)のX線写真を比較した結果、

腰痛患者の30%に脊柱側彎症が、1%に前彎過剰(反り腰)が、22%に前彎減少(真っすぐな腰)が見られ

健常者の45.5%に脊柱側彎症が、2.5%に前彎過剰(反り腰)が、22%に前彎減少(真っすぐな腰)が見られた。

反り腰に関しては痛みの無い人々の方が多いのです。真っすぐな腰(ストレートバック)に関しては痛みがあってもなくても、全く同じ割合です。
(Radiology. 1957 Apr)

カイロプラクティックは首の関節、筋の機能を回復する

カイロプラクティックの施術は首のカーブを付けていくのではなく、首の機能を回復させていきます。

首の痛みがある場合はレントゲンを撮る前にカイロプラクティックを受けたほうが良いのです。なぜならばレントゲンでストレートネックを指摘されると何かにつけて「私はストレートネックだから」と理由付けをして積極的なアクティブケアにブレーキをかけてしまう傾向になることも統計的に明らかだからです。

2003年に発表されている医学的根拠

脊髄造影やMRIなどの診断研究は適切なタイミングで行われるべきだが、ほとんどの首の痛みは、自己限定性疾患であり適切な保存療法で解決されます。

カイロプラクティックによる手あてのような非外科的治療は、頚頚腕症候群のほぼすべてのケースで最も適切な最初のステップである
(Instr Course Lect. 2003;52:489-95)

首には沢山の関節が存在します

首には7つの骨があり、関節が後ろ面だけで16個もあります。前面のルシュカ関節を含めるとその倍近くの関節の数になります。真っすぐの首が問題なのではなく、れら個々の関節が固まってしまっているのが問題なのです。カウンセリングの様子

ストレートネックでもカーブがあっても関節機能、筋肉の機能が低下していれば痛みを出すということです。

関節の機能を回復させていきます

ストレートな首にカーブを付けていくのではなく、ストレートなネックでも機能を充分に発揮させていれば症状はなくっていきます。カイロプラクティックによる手あてで首の機能を回復させれば症状は軽くなっていくのです。

首の形ではなく、機能性に目を向ける

世界的には首よりも、腰の症状を訴える方が多いので腰に関する疫学研究が先行しています。日本では女性は数年前から腰よりも首の症状を訴える割合が高くなったそうです。首の研究結果が出され次第、追加報告いたします。

こちらは首痛と腰痛への牽引治療の疫学調査です

良くある牽引治療に効果はあるのか??

首に痛みがある方が良く受ける機械で引っ張る牽引治療。どのような効果があるのでしょうか。

頚部痛と腰痛に対する牽引に関する7件のRCT(ランダム化比較試験)をレビュー(批判的に吟味)した結果

どの研究からも牽引の有効性は認められなかった。
首痛や腰痛、坐骨神経痛に牽引が有効だという証拠は今のところ存在しない。

(Phys Ther. 1995 Feb)

ストレートネックであることは悪い事ではない

以上読んで頂いた通り、ストレートネックは痛みとは関係ありません。カーブがある人でも肩が凝るわけですから、対策は同じです。

首の機能を回復させていくということです。何か質問等ありましたら、お気軽にご連絡ください。

世界カイロプラクティック学生評議会2005に参加した感想

デンマークの意識の高さに驚いたWCCS

Soutu Denmark Univercityで開催

国民の幸福度ラインキングでいつも上位のデンマーク

貴重な機会を頂き感謝です

参加メンバー

WCCS2005年の日本メンバー

カイロプラクティックを学ぶものにとってはあこがれるWorld Congressive of Chiropractic Student 略してWCCS。ものすごく忙しい大学生活のあいまに参加することができてとても幸運でした。2005年の開催はアンデルセンの故郷オーデンスにある南デンマーク大学でした。

私もあまりの忙しさに参加をするかしないか躊躇していたのですが、同学の先生が「興味があるなら絶対参加しておいた方が良いですよ」と後押ししてくれたので意志決定が出来ました。

和田先生ありがとう、この場をお借りしてお礼いたします。そして参加に際して応援支援をしてくださった先輩方にもこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。

2年の終わり(基礎医学習後)にメディカルかカイロプラクティックかを選択する大学

原子力発電がない、医療費、教育費が全部無料など超福祉国家といった、いろいろなことが日本と違うデンマーク。私が興味をもったのは南デンマーク大学では2年生まで基礎医学を学び、その時点で医者(メディカルドクター)になるコースを選択するか、カイロプラクティックドクターになる道を選択するかというカリキュラムになっていることでした。

そうなのです。これほどまで認識が違うと言葉にしづらいのです。

もう愕然としましたね。キャンパスの大きさ、食堂の美しさ、すべてがきらびやかなのです。当然学んでいる学生方もハイレベルで自信に充ち溢れていました。

未来の医療の一端を担うんだ という気概に満ちた会場

毎年どこかの国で世界中からカイロプラクティックの学生があつまるこの祭典、日本語にすると世界カイロプラクティック学生評議会になります。

会議風景

会議の一風景

具体的になにをするかといいますと各国のカイロプラクティック事情を学生の立場から考えて、議題をあげてそれについて話あうという国際会議です。我々RMIT-Japanのプロポーザルは「三浦レポートの見直し」と「広辞苑のカイロプラクティックの表記の訂正依頼」についてです。今考えてもかなり渋い活動ですよね(笑)

毎年母校の学生はこのような地道な活動をして、日本におけるカイロプラクティックの普及に微力ながら勤しんでおります。

このような地道な活動を各国の学生が行っています。印象的なのはヨーロッパ、イタリアやドイツでもカイロプラクティックが未だ法制化されていないので日本のように『テクニックのみのセミナーを止めさせたい』などの議題が出されていました。

会議風景

会議中も作業

今思うと、法制化されている国とされていない国では学生の質も違うし、取り上げられる議題の内容も全くレベルの違うものでしたね。

まあ法制化されていない日本の良い所と言えば、「患者満足度が高い」とか「保険点数に縛られない」など自由度の高い治療が行えることでしょう。そのまんまサンシャインでもそのようになっていますから。

会議の後は学生交流

会議の後はパーティー、海へいったり、バーべキューをしたりと学生同士の交流が日々ありました。

パーティーの様子

パーティー

学生交流

キャンプファイアー

欧米の方が多い中でコミュニケーションに不安を感じながらも、楽しい時間を過ごせました。

世界中でカイロプラクターとして活躍しているのかな?

いまのなっては楽しいばかりの思い出です。私自身まめなほうではないので、皆さんと連絡をとっていないのですが、みんな各国の相談者の背中をケアを今頃しているのかなと考えると胸がいっぱいになります。

ステファン・スズキ氏宅へ訪問

デンマークという国 自然エネルギー先進国―「風のがっこう」からのレポート の著者

会議の合間を利用して、出発前にNHKラジオでたまたま風車についてレポートしていたのを耳にしていたケンジ・ステファン・スズキ氏へ電撃レポートをお願いしたところ快く引き受けてくださいました。

国をつくるのに100年かかる。デンマーク人はそれをやった。

会場のオーデンスから電車で1時間ほどのところに住居を構える彼は、車でわれわれを駅まで迎えにきてくださった。失礼かもしれないとおもいながらも根掘り葉掘りいろいろ質問をしてみると、デンマークという国の意識の高さが浮き彫りになった。

風の学校へ訪問

風の学校に訪問

元外交官である彼は、今はデンマークに帰化して風車の輸出事業を営んでおられた。広い自宅にはさまざまな素材ででいた風車が立ち並ぶ。日本ではまずお目にかかれない光景である。

極めて合理的であるべきヨーロッパの姿であるといわれる北欧。教育や福祉に興味がある方なら先進的な取組の多くが紹介され御存じの方も多いとおもいます。

原発を作るか作らないか、デンマーク人は市民レベルから国会議論まで30年話あった…

そして原発は作らないという意思決定をした国民

皆さん信じられますか?日本では原発どうのという話をしていると左よりだの難しい人だのと言われる風潮がいまだにあるのに、作る前から市民レベルで、日常会話でどうのこうの話あっている国。

井戸端会議がそういう話題なのでしょうね。ここでも愕然。北欧の厳しい自然環境が妥協を許さない人間性を培っている部分はあるとおもいますが、それにしてもあっぱれです。良い悪いは別にしてカルチャーショックでした。

ステファンスズキ氏の言葉が今でも忘れられません、『国を作るのは100年かかる、デンマーク人はそれをやった』。
100年後の日本について語り合える仲間に巡り会いたいものです。

カイロプラクティックのメンテナンス・ケアについて

適度なメンテナンス・ケア(MC)をお勧めします

背骨のメンテナンスの大切さ

一方通行

  カイロケアは健康への一方通行

カイロプラクティックに行くと、「痛みが取れた後もメンテナンスに来た方がいいですよ」と言われると思います。

カイロプラクティックを病院のようなものと考えている方は「え?」と思うかも知れませんが、カイロプラクティックは病院のcure(治療)とは違い、care(治療)を行っています。

ヘルス・ケアなんです

カイロプラクティックはヘルスケアの範疇に入りますから例えばぎっくり腰で来院されても、健康が不足しているために結果痛みが出た、という立場でカイロプラクティック・ケアに当たります。

心の健康、お身体の健康も含めて、健康が低下したときに、不健康になりぎっくり腰になり、病気にもなるという考え方です。

カイロプラクティックのメンテナンス・ケアを解りやすくイメージするならば、歯科の定期的な歯石除去を思い浮かべて下さると解かりやすいかもしれません。

予防医学という観点からも、カイロプラクティックのメンテナンスケアについては研究がすすめられています。

メンテナンス・ケア(MC)のエビデンス

何度か腰痛がある人にはメンテナンスは非常に有益 2013年の研究

メンテナンス・ケア(MC)は予防医学の観点からも、どのような効果が得られるのかが北欧で高いエビデンスレベルで調査されてきています。(Chiropractic & Manual Therapies201321:10)

MCを受けることでのベネフィットは過去に腰痛や首痛などの身体の痛みがあった方では明らかで、再発の防止やより良いコンディションづくりにお役立ていただければとおもいます。

以前の研究では煙草やダイエットなどの一般的な健康相談についてもMCが利用されていたが、それらを含めると73%の人がMCの候補になっていた。
あくまでも保険適応になっている国の数字としてご参考になさってください。

仕事関連での腰痛へのメンテナンスケアは医者や理学療法士よりも有効 2005年の研究

2005年の調査で労災申請した腰痛患者894例での調査

仕事関連の非特異的腰痛では、理学療法士や医師のサービスは、カイロプラクティックのサービスまたは無治療よりも高い障害の再発と関連していました。

適切なカイロケアは非特異的腰痛の回復を明らかに高めますし、仕事での大きな腰痛で無治療というケースは実際少ないとおもいますのでカイロケアは非常に有効であると考えられます。

逆説的にいうと、標準的な医師の治療は再発率が高いということです。何度か腰痛を経験されている方は体感的にお分かりだとおもいます。(Pain. 2005 Feb;113(3):331-9.)

 

脊椎周囲の痛みは脳卒中、高血圧、喘息、慢性閉塞性肺疾患などに関連する(2006年の報告)

アメリカでの研究ですが、背骨周囲の痛みがある人は他の部位に慢性痛がある率が3倍になり、精神障害を有する率が2倍になるとされている。

米国の人口の約20%が過去1年以内に脊椎痛を訴えており、生涯の30%の時間が慢性脊椎痛有りという生涯有病率と見積もられた。

この慢性脊椎痛は、他に慢性疼痛がある患者ですと3倍以上多く、精神障害を有する患者において2倍高かったです。

慢性の背骨周囲の痛みに関連した慢性身体疾患は、脳卒中、高血圧、喘息、COPD、過敏性腸症候群、潰瘍、HIV / AIDS、てんかんや視力の問題が含まれていました。

人口統計学的変数のために調整した後、慢性背骨の痛みに関連した併発慢性身体疾患のリスクの増加は2.0倍
背中の痛みのある患者は普通の人以上に健康教育のメッセージを必要としている とのこと。Chiropractic & Osteopathy200614:23)

背骨は人間の大黒柱

背骨だけでも関節は72箇所のあります。それらの癒着を防ぎましょう。

日々の生活の中で動きの悪い関節というのが出てきます。それらを定期的にケアをしていくことで筋膜や関節の癒着や退化のスピードを遅らせます。

2011年の研究は関節の老化を防ぐ、筋力の低下防止、怪我の頻度を下げる

月に1度のカイロプラクティックのメンテナンス治療は関節の退化や癒着の形成の進行を遅らせます

また筋力の低下の防止、怪我が起こる頻度の減少にもなります。そして健康感や幸福感覚を増進させることが解かっています。
(J Chiropr Humanit. 2011 Dec)

カイロプラクティックでメンテナンスケアをすると人生が充実する

何に価値観を置くかにもよりますが、私は身体の状態が良い状態なら何をしてても幸せを感じられると考えています。

気球

健康になれば気分もいいし、何をしていても楽しい

ですから私自身最近はメンテナンスを欠かしません。この充実感を多くの方に味わってもらいたいと考えています。

人によっては多少辛い状態でも旅行に行ったり、ディズニーランドに行ければ幸せという方もいらっしゃると思います。

お酒やおタバコのような嗜好品も面白いかもしれませんが、健康に投資を行うことも悪くないですよ。

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