左肩が上がらなくなり2カ月。夜の痛みと睡眠不足を解消した50肩のカイロケアとエクササイズ

いわゆる40肩、50肩の典型的な症状です。さまざまな代替医療を受けてこられた後のカイロプラクティックだったため、比較的回復が早いケースになります。カイロプラクティックは、生体力学を考慮して施術するのが大きな特徴です。

 左肩が上がらなくなり2カ月:50肩の早期改善と再発を防ぐカイロケア

60代女性の症例になります。

50肩の痛みで目が覚める!睡眠不足とQOLの低下に悩む日々

  • 2カ月前から急に肩が上がらなくなって、挙げようとすると非常に痛い
  • 寝返りを打つと激痛で目が覚めてしまう
  • 痛みのせいで慢性的な睡眠不足になり、精神的にもつらい

痛みのせいで眠れない状態が続くと、QOL(生活の質)は著しく低下します。人間は夜眠っている間に回復するため、まずは「しっかり眠れる状態」を取り戻すことが最優先です。

50肩はいつまで続く?自然治癒を待つ前に知っておきたいエビデンス

整形外科の教科書では2年スパン、カイロプラクティックの教科書では1年スパンで回復するとされていますが、これはあくまで余裕を持たせた数値です。一般的に50肩は数年続くこともあります。

しかし、積極的なアプローチを行うことで、ある程度までの回復は1〜2カ月で十分に可能です。また、多くの症例は、教科書に書かれている棘上筋の腱の石灰化よりも、三角筋(中部・前部線維)の筋硬結が原因であることが多いと私は考えています。

  • 肩を70度くらい上げるとズキンッという痛みが走る
  • 針治療なども行ったが効果がなかった
  • 寝不足でイライラしてきている
  • 体中が強張っている

検査と施術:三角筋の過緊張と関節機能不全へのアプローチ

痛みと状態:いろいろ試したが変化なし

  • 肩甲骨と腕で作られる関節のロック
  • 三角筋の過緊張に対する緩和操作
  • 肩甲胸郭関節の機能不全に対するモビリゼーション
  • 背骨と骨盤のメンテナンス
  • 肩関節の解剖学的な説明と、ご自宅でできるエクササイズの指導

プリントを渡して「家でやっておいてください」という指導が多い中、当院では自宅でできるエクササイズを丁寧に直接指導し、毎回修正・追加を行います。この指導によって肩の使い方を覚えていくと、回復速度が一気に早まります。

  • 肩関節の構造を解剖学的に説明
  • ご自宅でできるエクササイズを毎回確認、追加、修正をおこなう

自宅でできるエクササイズを丁寧に直接指導、修正、追加していくことが非常に重要です。多くの場合、プリントを渡して家でやっておいてください、というのが一般的だと聞きます。
この指導で肩の使い方を覚えていくことで回復速度が一気に早まります。

患者さんのご感想:痛みが取れて笑顔を取り戻した日々

女性

回復していくのが、目に見えて分かりました。冗談ばっかり言っている先生だから、ひさしぶりに沢山笑いました。緊張がとれていき、夜痛みで目が覚めなくなりました

経過と院長コメント:エクササイズと「笑い」がもたらす回復への効果

痛みが中長期化している方は、まず全身の強い強張りが見られます。夜眠れるようになってから、肩の本格的な施術を進めていきました。

また、施術で取り戻した可動域が元に戻らないようにするためには、自宅でのエクササイズが不可欠です。家で行うエクササイズを毎週少しずつ増やしていくことで、ご自身で体をコントロールできるようになります。最終的にこの方は計5回の来院で自然に手が上がるようになり、健康的な生活に戻られました。

さらに、医学研究でも示されている通り、笑顔や笑いは慢性痛や抑うつと深く関係しています最後は笑いしかない|笑いと抑うつ・慢性痛の関係。よく笑う方ほど回復が早いという臨床的印象もあり、心身両面からのアプローチの大切さを実感した症例です。

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