品川区のWHO基準カイロプラクティック。エビデンスに基づく対応で腰痛や肩こり ヘルニア 首痛、うつ病などの根治をサポートします。

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深夜の交通事故の翌朝から首が回らない

典型的なむちうち症状へのカイロ治療

20代男性の症例報告

  • 深夜に自損で交通事故
  • 事故直後は痛くなかったが朝起きたら、肩までパンパンにはっている 何故…

 20代男性 建設業 品川区大崎在住

典型的な鞭打ち症の出現パタンですね。むち打ちに関しては社会的側面も加味しているようですが、定義はこのようになっています。

むち打ち症(whiplash injury)とは自動車の衝突事故や落下事故などで前後または側面からの

加速減速エネルギーが頚部に衝撃として伝達されることによって、骨組織や軟部組織の損傷を招いて多種多様な症状が生じるもの。http://1.usa.gov/LYNegq

頚部の症状を何でもかんでも「むち打ち症(もしくはむち打ち損傷)」として議論するわけにはいきませんから、とりあえず発症機序を明確にしたわけです。

さてカイロ治療による経過を見ていきましょう。

痛みと状態

改善傾向になかった

  • 最初は時間が経過すればよくなるだろうと、安易に考えていた
  • 1週間経過しても一向に改善しない
  • 首と肩が張ってきて、気分が悪く吐き気もする
  • 肩が張りすぎて首が左に回らない

エビデンスでは4日以内に積極的に動かしていくことが効果的とされています。安静は禁物のようです。

急性むち打ち症患者97名を対象にしたランダム化比較試験によると、標準的治療(安静・頚椎カラー・漸進的活動再開)よりも
傷後96時間以内の積極的治療(緩やかな自動回旋運動を1時間おきに最高10回繰り返す)のほうがはるかに治療成績は良かった。

http://1.usa.gov/14s9Teo

検査と施術

首がまわらない

カイロテーブル

カイロプラクティックのテーブル

  • 可動域検査では左に5度ほどしか回らない
  • 左頚部の筋緊張が著しい
  • 状況的にグレード2と判断
  • 初診はホットパックで温めてから、ゆっくりとしたモビリゼーションを行う。
  • 2回目から5回目はアジャストメントを用いたカイロ治療

ご感想

何かが通る感じがした

  • 最初の治療の時に、とてもスーっとするのが実感できました。
  • 気持ちまで解放されていくので、不思議なものですね。

院長のメント

絶望的になるのがむちうち症

むちうちは私も経験しましたが、つらいですよね。初診時にグレード2までなら、早期に回復が見込めますので早めに来院なさると良いでしょう。

【グレード0】頚部の症状がなく理学所見も異常なし

【グレード1】頚部痛・凝り・圧痛のみで理学所見に異常なし。

【グレード2】頚部の症状に加えて筋骨格系所見(可動域制限・圧痛点など)あり。
【グレード3】頚部の症状に加えて神経学的所見(深部腱反射の低下や消失・筋力低下・知覚障害など)あり。

WADの診断に関する文献調査から次の事実が判明。
1)患者の評価は詳細な病歴聴取と理学検査により十分可能である。
2) グレード1では画像検査や特別な検査は必要ない。
3)グレード2と3では頚椎のレントゲン撮影が必要である。
http://1.usa.gov/LYNegq

WADによればレントゲン撮影が必要でしたが、この方は行っておりません。
お医者様でレントゲンを撮影してもらった足で来院なさると一番いいでしょう。

 

手術が必要なケースはまれ

グレード3と判断しても、カイロプラクティック治療が有効な場合も多いです。まずは保存療法を試みて、手術等は最後の手段で選択されるのが賢明といえます。

カウンセリングの様子

このケースでは最初は1日おきに来院して頂き、計7回来院していただき症状はほぼ回復しました。この方のように、なるべく早期にある程度まで回復させておかないと後が大変です。

慢性痛になってしまうと、いろいろと生活にも影響を及ぼしますし、精神状態をも悪化させます。そうなる前にカイロプラクティック治療を受けられることをお勧めします。

むちうち症になって30年

カイロプラクティック治療では良くならなかった鞭打ちの考察です

30年鞭打ち症が続いているケース。中枢感作の疑いが強い。

  • 何をしてても首が痛い
  • 痛みが怖い、何かにすがりたい気分
  • 今までありとあらゆる療法をやったが効果が無い

 60代男性 会社経営 神奈川県川崎市在住

痛みと状態

触診だけで痛すぎる訴え

  • 30年痛みがあると、わらをも掴む思いである
  • 首に軽くふれるだけで痛い
  • 神経ブロック注射も過去に30回ほど行っている
  • 痛みで死んでしまいたいと思う事もある

指で軽く触れるだけで「痛い」ということは痛みが感作性疼痛(中枢感作)になっていることが考えられます。これは首の筋肉や皮膚が本来感じている信号を脊髄や脳が複雑な経路をたどって痛みを増強して感じている状態です。詳しい機序は解っていないのですが異常な状態と言えます。

神経ブロックを30回程行ってきたようですが中枢感作に対して行われていたかは不明です。もし同じような状態であるならば専門的に研究されている「不定愁訴など原因不明で治療困難な症状を専門に治療を研究・実践するサイト」 をご覧になるのもいいでしょう。

検査と施術

ほぼ触診のみ

  • 簡単な触診をして、身体とこころの関係を説明する。触れるだけで激痛がはしるので、首は触診のみで状態をみる
  • 2回目の施術は首には触れずに、背中、腰の治療をする

施術後のご感想

触診だけで悪化

カイロテーブル

カイロプラクティックのテーブル

  • 初回の治療の翌日に 痛みの悪化を訴える
  • 施術が怖いので、2回目の施術の翌日にお電話にて治療をやめると申し出られた

コメント

マニピュレーション、モビリゼーション、運動療法が何もできなかった

まずカイロプラクティック治療らしいことが何一つさせてもらえなかったのが悔やまれるところです。触れるだけで激痛がありますから関節をゆっくり動かすこともできませんでした。カイロプラクティック治療はケベック特別委員会での報告でも有効性が説かれています。

【マニピュレーション】長期間にわたる治療は正当化されないが、短期間ならWADの治療に脊椎マニピュレーションを用いることができる。ただしこのテクニックを行なうのは有資格者に制限すべきである。http://1.usa.gov/LYNegq

【モビリゼーション】限られたエビデンスからモビリゼーション(瞬間的に外力を加えることなく可動制限がある関節の可動域を無理なく徐々に広げて行く他動的ストレッチ)はWAD(むち打ち関連障害)の治療として用いることができる。http://1.usa.gov/LYNegq

【運動】限られたエビデンスからROM(関節可動域)運動はただちに実行されるべきである。痛みが激しい時は休み休み行なう必要があり、症状の悪化がみられた場合は臨床的判断が重要である。http://1.usa.gov/LYNegq

脊椎の牽引や起立筋の緊張を緩めることで頸椎へのアプローチの可能性も出てくると考えていましたが、痛みを増強させてしまい可能性は無くなりました。

カウンセリングが必要だったカウンセリングの様子

上記の状態で出来ることは認知行動療法による疼痛管理でしたが、出来ませんでした。カイロプラクティック治療院ということで徒手治療を期待して来られると本質を見失うことがあるのですが正にそれでした。痛みが本人の生活の奥深くに入りこんでいたので充分なカウンセリングを初回に行うべきであったと考えています。

頚部には触診しか行っていないが、悪化を訴えているので慢性痛の特徴である脳内ペインマトリックスも活性化しているものと考えられる。
痛み方もお話しを伺っていると心理的な要素からの痛みが深刻であったようである。

痛みが30年続いていると、想像をはるかにこえる苦しみの中でいらっしゃったのでしょう。痛みと環境は密接に関係しているので環境が痛みをここまで肥大化させてしまうとおもような症例でした。

中枢感作という現象

上記の「不定愁訴など原因不明で治療困難な症状を専門に治療を研究・実践するサイト」 を一読されると良く解るのですが非常に難しい症例であることは間違いないようです。

仮にブロック注射で神経根ブロックによる中枢感作にアプローチする方法を選択するにしても、回復する方向性に行くと血流が増して一時的に耐えがたいような痛みが出る事もあるようで、極めて難治と言えるようです。

今ならマイオセラピーで施術する

現在ならばマイオセラピーを選択肢の一つに上げます。この場合は交感神経節の存在する胸椎を中心に施術を行うことで中長期的に回復に向かうことを狙いにします。マイオセラピーの施術も中枢性の神経炎症が起きるため痛みがさらに増幅する可能性があります。

中枢感作がない人にも30分は説明する重要な反応ですので、本症例が胸椎のマイオバイブによる振動に耐えうるならば症例としては興味深いものになるかもしれません。

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