品川区のWHO基準カイロプラクティック。エビデンスに基づく対応で腰痛や肩こり ヘルニア 首痛、うつ病などの根治をサポートします。

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カイロプラクティックは危険か?

カイロプラクティック治療は極めて安全です

安全性を確保する為、教育の安全基準があります

44ヶ国で法制化されています

西洋医療ではない、西洋医療の代わりとなる医療ということで代替医療という立場でWHOが教育基準を設けて安全性を確保しています。西洋医療では解決しない問題も多くございます。英語ではオルタナティブ・メディシンと言います。

世界保健機関が認めているカイロプラクティック治療は適切なものであれば安全だということです。法制化されている国の詳しくは日本カイロプラクターズ協会翻訳によるWFCの報告をお読みください。(PDF)

安全性を証明するエビデンスを見ていきましょう

カイロプラクティック治療の特徴である背骨の矯正は専門用語で”脊椎マニピュレーション(せきついまにぴゅれーしょん)”といいます。脊椎マニピュレーションだけがカイロプラクティック治療ではないのですが、皆さんが危険性が伴うと心配されるのは脊椎マニピュレーションの事だと思います。

下記の論文では脊椎マニピュレーションの部分が「背骨の矯正」に当たる行為です。

※脊椎マニピュレーションとは、症状緩和と機能改善を目的に梃子(てこ)の原理を利用して脊柱に瞬発的外力を加える手技療法と定義。

■熟練した術者による脊椎マニピュレーションで症状が悪化するリスクはきわめて低いが、
稀に重篤な神経障害が生じる危険性があるため、重度または進行性の神経障害のある患者に脊椎マニピュレーションは実施すべきでない(★★)。http://amzn.to/Hk8veA

■腰痛に対する脊椎マニピュレーションに関する論文58件をメタ分析した結果、3週間以内に腰痛が回復する確率は50~67%だった。慢性腰痛に対する効果は不明としながらも、急性の非特異的腰痛には一時的な効果があることが判明。http://t.co/R9DMmIJ

カイロプラクティックは急性腰痛(ぎっくり腰)に対してある程度の効果があるということです。しかし現在では、急性腰痛よりも慢性腰痛に有効であることが証明されています。

エビデンス三角

メタ分析ですから超1級の研究になります。

きっと皆さんが心配されている首ボキ

2016年にアメリカのモデルさんの事故から椎骨脳底動脈不全(脳卒中)リスクが高まるとの懸念が囁かれていますが、現時点では確実に危険であるとは言えない状況です。

45歳以下への首へのマニピュレーションは危険である可能性

2010年に出されたCassidy studyhttps://goo.gl/CBYwTs への反論として、脳血管障害の起こる場所を特定して統計をとると首への脊椎マニピュレーションは危険であると主張した論文です。
45歳以下へのマニピュレーションがそれ以上の年齢に比べてリスクが高くなる可能性がある。https://goo.gl/AjVuwf

この論文はややこしいのですが、計算方法をセンシティブに行っていくと、2010年に出されたCassidy studyの安全性は覆る、この覆る方法論で臨床統計をとっていけば、頚へのマニピュレーションは45歳以下では危険である、が、臨床統計はとっていない という論文です。

ですから可能性の話です。おそらくネット上でリスクが上がると言い切っているのは、この論文を引用してだと思います。

2012年のシステマティックレビュー(上記の表の一番上)

システマティックレビューの結論としては首のマニピュレーションと脳梗塞の強い関連性は観られない、しかし全く関連性がないわけではない。

将来的には交絡因子とバイアスの可能性を最小化して、理想的には十分な数のケースをサブグループのとして設け、首へのマニピュレーションの種類や首の動きについて解析することが望まれる。https://goo.gl/YgiL8T

66歳から99歳の頚痛で受診した退役米軍人、1 157 475人を対象としたコホート研究(レベル4)

カイロプラクティックケアをした方の受診後の脳卒中リスクは
受診後1週間では1.2/1000人 30日以内では5.1/1000人

内科を受診した方の受診後の脳卒中リスクは
受診後1週間以内では1.4/1000人 30日以内では2.8/1000人となっている。

結論としてカイロプラクティック治療の30日以内のリスクが上がっているのが見て取れるが、おそらく臨床的な重要ではないとしている。https://goo.gl/3qSKaJ

不安を煽る記事やニュースは何かをコントロールするための事が多いです。ネット上でも危険を煽る記事が散見されますが、引用論文がなく脊椎マニピュレーションをする技術が無い方が安全性を宣伝にするために書いた記事であることが見て取れます。可哀そうですし、頚が痛い人がカイロプラクティックの恩恵にあずかる機会損失を与えてしまっていると私は考えます。

胸椎より下では極めて安全

約80年間の蓄積データでは 

‎1911年~1991年に発表された脊椎マニピュレーション後に馬尾症候群が生じた29例を詳細に分析した結果

重度あるいは進行性の神経障害にマニピュレーションは行なうべきでないが、症状が悪化する可能性はきわめて低い
(1992 Dec. Haldeman S, Rubinstein SM.)     

例えば『むち打ち関連障害の診療ガイドライン』でも短期的に推奨されています。近年カイロプラクティックの首への施術が危険と言われていますが、むち打ち症へのガイドラインでも推奨されています。

むち打ち症の世界初のガイドラインでは推奨されている

【マニピュレーション】長期間にわたる治療は正当化されないが、短期間ならWAD(むち打ち症)の治療に脊椎マニピュレーションを用いることができる。
ただしこのテクニックを行なうのは有資格者に制限すべきである。
http://1.usa.gov/LYNegq

そんな危険なものならば、ガイドラインなんかに書けないと思うのですが、否定派の方々はこのようなガイドラインをも否定していることになるのです。結果的に首の痛みで苦しんでいる方の機会損失につながり、結果的は医療費の増大を招きくと私は考えています。

WHO基準のカイロプラクティックは、施術する前に問診検査をしっかりと行います

禁忌やカイロプラクティックの適応出ない場合は医療機関をご紹介します院長

問診で危険な疾患の兆候や、偽病は解かってしまいます。そのような場合は必要な対応を致しますのでご安心ください。普通にカイロプラクティック治療を受けるのはとても安全であるということです。

WHO基準のカイロプラクターは、法制化されている国ではドクターとして扱われます。患者さんの健康を最優先させる立場におります。

カイロプラクティック専門大学を卒業していれば安全でアジャストメントが出来ます

来院者の判断基準

カイロプラクティックを標榜していても脊椎マニピュレーションが出来ない方は5万と居ると聞きます。厳しいテストを通過したWHO基準のカイロプラクティック治療院ならば脊椎マニピュレーションを安全に行う技術があります。お子さんからお年寄りまで安心して受けて頂く事が出来るヘルスケアです。教育水準を満たしたたカイロプラクターは日本に800人程度おります。

カイロプラクティックの首への施術は危険ですか?

カイロの首治療は全く危険が無いわけではない、ではどれくらい危険か

カイロプラクティック、首への治療で死亡事故 in The United Statesから考える

恐ろしい印象だった死亡事故のTV放送

先日友人から怖いテレビを観たということで報告を受けました。たしか2016年の10月くらいに記事になった内容です。カイロプラクティックの治療を受けてお亡くなりになった女性が雑誌プレイボーイのモデルということもあり、日本でもかなり反響を呼んだニュースです。https://goo.gl/Fjb4yB(現地報道の一部)

2017年4月に某テレビ局が改めて「世界の仰天ニュース」として放映しました。報道番組をご覧になった方、噂で聞いた方も少なくないと思います。この点に関してWHO基準のカイロプラクターの意見や反応があまりWeb上で見られなかったので、私としては何か言及する義務が少しはあるのではないかと感じ、敢えて取り上げてみます。

事故が起きた背景と対応の推察

私は直接存じ上げないのですが、業界では実際に施術を担当したカイロプラクターは地元では有名な先生らしいです。どのような意味で有名までかは分かりません。一般的にはメディアに出演したり、沢山の患者さんを診ている先生は有名な先生と呼ばれます。考える女性

私が事故が起きたその場所に居た訳ではありませんから、施術の前に実際にはどのような検査が行われていたのかは不明です。

基本的にはカイロプラクティックでは初診の患者さんには、血圧のチェックやBarre’ Leiou:Sign(バレ リュウ サイン)という整形外科検査を行うとされています。これは放送で言われていた「椎骨動脈の傷害」や随伴する交感神経の障害で起こるバレ・リュウ症候が出るかどうか判断するテストです。

しかしバレ リュウサインという整形外科検査は、精度はかなり低いと聞いたこともあります。簡単な整形外科検査だけで多くの病態が発見できるのならば、高額検査機器は不要になってしまうので、当たり前と言えば当たり前ですが…

保険診療でドクターとして君臨するアメリカの著名カイロプラクターですから、恐らく忙しい環境だったのではないでしょうか。

医療機関へ紹介するべきではあったが

被害者の女性は30代前半ということもあり、椎骨動脈の不全が起きていることは珍しいです。1回目の施術後に症状が改善していないことは状況によっては珍しいことではないのですが、TV放映のように悪化しているような状況の時は医療機関に診てもらうような選択を検討するべきだったかもしれません。テレビ画面

しかし30代前半の女性に椎骨動脈の重度のアテローム変性があるのは想像しづらい事は確かです。椎骨動脈が壊れてしまうような血管状態であれば、日本で行われているような健康診断を行っていれば、何らかの指摘をされるような状態が考えられます。(たとえば高コレステロールなど)

アメリカのカイロプラクターは血液検査もできると聞いたことがありますが、どうなんでしょうか?

放送でも言われていることですが、この事故は極めて稀なケースでカイロdoctorの州免許の取り上げはしていないと報道されていました。

”極めて稀なケース”とは実際どれくらいの確率か

では実際どれくらい稀なのか。日本カイロプラクターズ協会のホームページからの引用になります。詳しくは日本カイロプラクターズ協会のホームページをご覧ください。http://www.jac-chiro.org/research_05.html

頚椎のアジャストで脳血管障害が起きる確率

WHO指針に準拠した大学教育が公的に実施されている海外では、頚椎マニピュレーション(頚椎アジャストメントと同義)による脳血管障害の発生頻度は40万回に1回 、100万回に2~3回 、100万回に1.46回 、130万回に1回 、585万回に1回 などと報告されています

報告によりバラツキがあるようですが、40万回から585万回に1回起きうるという数値が出されています。確率的には0.00025%~0.000017094%という事になります。

これは脳血管障害が起きる確率であって死亡確率ではないのですが、参考になる数値として挙げておきます。そこで、この数値を稀と考えるか、危険と捉えるかという事になってきます。

※WHO指針に従った教育を受けていないカイロプラクターの施術については、もっと高い数値になることが予測されます。技術云々もそうですがリスクマネージメントも含めてですから。

リスクとベネフィット

代替医療もそうですが、医療にもリスクは付きまとうものです。リスクとベネフィットから他の医療と比較してみましょう。

タミフル

それでは例えば話題になった「タミフル」による死亡事故はどれくらいの確立か。ネットで検索すると錯乱して転倒などで死亡する確率10万回に1回、200万回に1回とあります。確率しては0.001%~0.0002%という事になります。インフルエンザの薬

確かにインフルエンザ自体が高熱による障害、死亡に至るリスクを負っているので、比較をすると短期的に筋骨格系由来の首痛や頭痛で死に至ることはないので(長期的には短命傾向になります)カイロ治療はリスキーで危険とも言えます。

市販薬(風邪薬など)

それでは他の薬はどうか。母数が解らないのですが、風邪薬などの市販薬の副作用による死亡数が5年間で15例発生しているようです。確率としてはどれくらいになるのでしょうか?調べようがないのでしょうが、1年間で3名死亡するということになります。

じゃあ聞くけど、頚椎の手術による死亡リスクってどれくらいなの?

それでは頸椎の手術による死亡確率はどれくらいか?日本語でググっても10ページ目くらいまで調べましたが出てきません。以前著名な先生から聞いたのですが、web上の殆どの記事が宣伝の為の物になっているようです。(あ、そのまんまさんのホームページもそうか…)

実際に自分で調べるしかない

手術道具

手術の道具

カイロの研究もそうですが、欧米ではリスクとベネフィットについては真面目に検討される為、実際に医学論文から抽出してみます。

さて勉強がてら拙い英語力でpubMedで調べてみると出てきました。

65歳以上への背骨の手術

取り敢えず65歳以上の方ですと。9.8%の方が術後に何等かの合併症か死亡だそうです(殆どは合併症だと思われる)。
配分は解りませんがカナリの確立だと言えます。https://goo.gl/lOU3PF

2017年6月10日の追記になりますが、直近の医療事故のニュースになります

■行政ファイル:稲沢市民病院で医療ミス /愛知 2017年6月4日 (日)配信毎日新聞社

 稲沢市は、同市民病院で2月に腰痛などで手術を受けた女性(60)が術後に両脚にマヒが残り、車いす生活を余儀なくされたとして、6月定例会に損害賠償金の支出を求める議案を提出する。

女性は今年1月から脚が重く、歩くのにも不自由を感じ、同病院の脳神経外科を受診。右足の痛みがひどく歩くのも困難になったため、2月26日に手術を受けた。術後、両脚の運動機能がマヒし、排尿排便障害も起き、車いす生活になった。市は医師の手術ミスを認め、慰謝料、住宅の改修費用など合わせて約3400万円の損害賠償を支払うことで女性と合意した。

newsになっていない事故も多数あるとおもいます。この方は60歳ですから上記の論文より事故の確率は下がるとはおもいますが十分に起こりうる事故の一つだと考えられます。

 

18歳以上約3万に対する調査では背骨の退行性変性(まあ、言えば老化など)に対する手術後、の再入院や再手術の可能性は30日、90日後でそれぞれ5.4%と10.0%。

うち再手術や医療を必要とした割合は31%、21.9%で縫合不全や、血液凝固障害、最悪の場合は血栓塞栓症(いわゆる血栓症)、大量出血や合併症(いろいろな病気が出てしまう)すみません。死亡リスクまでは出ていないですhttps://goo.gl/2vO7fk

 

頚椎への手術

258人の患者さんに対しての頸椎とその周辺への手術での死亡者は0人 https://goo.gl/VBS0RJ

ちょっと母数が少なすぎるかもしれませんが、2017年のこの研究では0リスク

 

腰椎の手術では1年内に約0.67%が死亡背骨への手術

腰椎の手術をして1年以内に手術が原因でお亡くなりになる確率は408/61 166人で約0.66704%です。ですから1000人に6人といったところでしょうかhttps://goo.gl/onsYDd

 

一つ言いたいのですが、これはお亡くなりになる確率です。これらの事については日本語で調べても出てきません。何で誰も触れてないの?日本語で…

頸椎の手術についても調べてみないとな…ということで頸椎のオペに絞ってPubMedで調べたのですが、大規模な研究は未だ行われていないのかもしれません。

そこで背骨への手術と死亡で少し調べてみました。

背骨への手術は1000人に3人が死亡手術の様子

別のコホート研究では27730の背骨への手術の内87人が死亡しているといしています。死亡確率は約0.314%ですから、1000人に3人くらいですか。https://goo.gl/3ssbrb

勿論状況にもよるのですが、この10万人に1人が死亡する背骨への手術が高いか低いかは解りません。それぞれの方が判断するしかない数値であると思います。

ちなみに腰痛への手術はヨーロッパガイドラインでは2年間保存療法を行っても変化が無かった時に検討する選択肢の一つだそうです。

 

向精神薬による死亡確率はどれくらいか?これに関しては統計もしっかり取られていないのが現状のようです。(これも英語で調べないと出てこないのかなあ)。

5年間での抗うつ薬の調査

アメリカの退役軍人による調査ですと、抗うつ薬で10万人に88人~247人が自殺するという論文がありました。
0.088~0.247%が自殺するという研究がありました。1000人に1人か2人といったところでしょうか。https://goo.gl/ULmEPt

こういう服用薬の場合ずっと飲み続けてという数値ですから参考までというこになります。

余談になりますが日本国の”精神病院”での1か月以内での死亡率は24%

国会で報告されている数値ですと、日本国で平成26年6月に精神病院へ入院した方は、3万人、うち一ヶ月以内の死亡退院が1250例、だそうで精神病院に入院して1か月以内に死亡する確率は約24%。あくまでも1か月以内の数値ですから実際はもっと多いと考えられます。

平成26年の別の月では約1割が死亡退院している月もあるそうです。(具体的な資料がほしいなあ…)

これは知らない方も多いですが、お薬の多剤処方でお亡くなりになることが多いそうです。

入院される方が全く悪いわけではないとも思いますが、取り敢えずこちらの数値のほうがカイロプラクティック治療より危険であるような気がします。

 

カイロプラクティックの首への施術は全くの0リスクではありません。しかし世界中で法制化され有益であると判断されているカイロプラクティックですから一概に不安を煽るだけでは国民の利益にならないのではないでしょうか。

上記のような対比をして、本当にカイロプラクティック治療が危険であるかを、それぞれの方が考えてほしいです。

そのうえで首へのアジャストが怖いという方は申し出てくだされば、他の施術で対応することができます。遠慮なく身近なカイロプラクターにお伝えいただければと思います。
  

カイロプラクティック治療の進め方

カイロケアを期間に分けて解説していきます

基本的には歯医者さんの治療のように計画的に来院して回復させていくことをおススメします。痛みがコントロールできるようになってきたら、来院間隔を伸ばしていき1.2か月に1度の来院のメンテナンス・ケア(MC)をお勧めしています。

1.まずは、痛みや痺れといった症状をとっていく期間

問診、検査と治療後の反応でおおよその状態は把握できます

初診時の問診に来院目的なども伺いますのでご安心ください。検査後に、他の症例なども参考にしながら、来院目的までどれくらいの期間・来院回数で回復していくかをご説明させていただきます。

発症から1ヶ月以内の短期的症状

短期的(発症から1ヶ月以内)にある症状ならば外傷でない限り1~数回の来院で回復を実感されます。腕や足への痺れ等の症状がある場合は比較的時間が必要で5.6回の来院の中で少しずつ回復してきます。

注意して頂きたいのは腕や足への痺れや痛みが伴う場合は、酷い状況(例えば歩くのが困難)ですと3.4週~数か月単位で徐々に回復していくとお考えください。薄っすらと四肢に症状がある場合はその限りではありません。

また局部的な症状でも社会的状況が困難な場合(ブラックフラッグ)、それらの理由により抑鬱状態にある場合(イエローフラッグ)は1.2回で目に見えて改善していくことは少ないです。社会心理的要因への対応が必要になる為、さまざまなアプローチをして行く必要がある場合もあります。

1~3か月の中期的にある症状

中期的な症状(1~3ヶ月)の場合も短期的な症状と同様に考えますが長年ある症状(6ヶ月以上)でも、3.4回の通院で何らかの変化をしていくのを実感しできるとおもいます。勿論個人差がありますが、多くの方は改善していくことを実感します。

長期的な症状の場合

6か月以上ある症状は慢性症状に分類されます。痛みが長期化している場合は、もう少し長いスパンで考えたほうが現実的です。中には10年間腰痛や肩こりに悩まされている方もおられます。そのような状態の場合は回復に時間が掛かることをお伝えしています。若年層の場合マイオセラピー(振動療法)などで早く回復する場合もあります。

慢性痛の方は改善と再発を繰り返しながら回復・安定していきます

特に慢性痛のあった方は、痛みを抱えて生活していた期間も長いですから痛みが無い状態で安定させるにはそれなりの期間が必要です。 改善と少しの再発を繰り返しながら、完治に向かいます。


※処方される簡単なリハビリ運動を日々続けていくことが必要条件です。エクササイズの効果は12週~24ヶ月を経て徐々に現れます。治療と自宅での運動は両輪で支えあっています。どちらか一方では回復は難しいです。

痛みが取れてくるのは50歳以下ならかなり早い

多くの症状はみなさんが考えているより早く回復していきます。学生さんなら1.2回の来院で症状事態はなくなることが多いですよ。当然ですが各人によって回復のペース違います。運動習慣のある人や若い世代のほうが早く回復していく傾向にあります。

個人差はありますが、50歳代.60歳代以降の方で、症状が年単位であったり、不節制な生活が続いているような方は回復にある程度時間がかかるとお考えください。

 

年単位で腰痛が続いてる方は『うつ』が関わっている事も多いです。認知行動療法のような科学的な根拠に基づく方法で80~90%は回復していきますのでご安心ください。

痛みをとっていく期間は週に1~数回の来院が目安です。しかし来院スパンはご相談して決めています

この期間に痛みがとれる人、とれない人の傾向まで解かっています

回復して行きやすい方の傾向
  1. 一般的な傾向として年齢の若い方は早く回復していきます
  2. 以前から運動習慣のある方は早く回復します。運動の種類によっては逆に回復を遅らせてしまうものもあります
  3. 回復に前向きな方のほうが回復しやすいです。これは物事の捉え方も前向きな方が、より良いです。
  4. 提案したエクササイズを定期的に行える方。
逆に回復していかない方にも、似通った傾向がみられます
  1. 計画通りに来院できない方
  2. 数回の来院で劇的な変化を求めている方。途中、自己判断だけで来院をやめてしまう方。
  3. 慢性痛の回復に不可欠な日常的なエクササイズを行わない方。行っていても定期的に行わない方
  4. 積極的な保存療法に参加する姿勢の無い方
  5. 痛みが出ている原因を理解できない方
  6. 物事を否定的、懐疑的に捉える傾向が強すぎる方

※社会的・個人的事情で計画を立てられない場合は遠慮なく仰ってください。また10年単位であるような慢性症状の回復をお考えの方は10~20回単位での来院が必要だと考えておいた方が賢明です。

2.大切な再発防止期間

痛みが取れてきたら、症状が再発しない方法を考えていく

単に症状を軽減させていくのは簡単です。大切なのは症状が再発しない方法などを一緒に考えて身につけていくことです。再発防止期間ではお話合いの中で、自宅でできるエクササイズなどを含めたテーラーメイドの再発防止策を考えて実行していきます。

以外に思うかもしれませんが、実はこの再発防止期間が大切な期間です。

よくあるのですが、1.の段階の「痛みさえ取れればそれで良い」という方がおられます。

多くの方が御経験されていると思われますが、ライフスタイルが変わっていないと、結局同じところに負担がかかり数週間のうちに症状が再発してしまいます。再発防止の来院スパンは1~2週に1回をご提案しております。

但し例えば1年に1回腰痛が決まった時期にある方などは、その時期が来ないと再発しないかは分かりませんから、ひと月に1回くらいのメンテナンスケアへ直接移行することも、もちろんあります。

3.メインテナンス・ケア/ウェルネス・ケアの期間

カイロプラクティックはヘルスケアです。健康を維持増進させるためにお身体を定期的にメンテナンスすると人生の質が向上します。本来はこの部分がカイロプラクティックの提供したい部分です。

生活の質を向上させます

メンテナンス治療の目的は2つあります。1つは再発防止期間を経てから、ついにメンテナンス期間になりなるべくく良い状態で生活を送っていきたい。そのために、オーラルケア同様に早期の対応で悪化しそうな部分などに注意を払っておきます。

2つ目は機能性の向上です。カイロ治療に通っている方は実感されるとおもいますが、本人が求めるのならば、運動や生活でのパフォーマンスレベルを高めていく方向性も可能です。

 

関節可動域の維持

年々関節の可動域というのはどなたでも低下してきます。この可動域の低下を極力避けるのにカイロプラクティック・ケアは有効です。ストレッチをなさっている方でも自分では動かしづらい関節がありあますから、それらの部分をカイロプラクターがしっかり動かしていきます。

ご相談で1週~8週に一度の来院

メンテナンス期間は24節句から考えて2週間に1回がベストであると私個人は考えています。現状は2週~2カ月でご予約をとられる方が多いです。歯科による歯のお掃除も毎月行うかたも居れば、半年に1回の方もおりますように、カイロとの向きあいかたも人それぞれです。お話あいの中で決めていきましょう。

2~4週間間隔でエクササイズの確認や追加、さらに手技による筋肉や背骨のメンテナンスをされることで身体機能のさらなる向上、調整を行います。

余談、エグゼクティブがしていること

生産性の高い人間のしている事

古今東西問わず、生産性の高い人間は身体のメンテナンスに時間と費用を惜しみません。最近では日本でも朝プールで泳いでから出社するサラリーマンも少しずつ増えて生きていると聞きます。    

アメリカのビジネスマンがそうしているのは、疾患を防ぐばかりでなく、発想提案、行動力を磨いているからでしょう。

身体が快適な状態というのは、メンテナンス費用を差し引いても有益な生活をもたらすようです。

カイロプラクティックの科学的根拠

カイロプラクティック治療の効果は証明されています

頚部痛、腰痛に極めて有効という体系的レビュー(2004年)

腰痛

急性腰痛にはこれまでの研究で既に決定的に効果があることが証明されています。

急性腰痛に対してカイロプラクティック治療は理学療法や物理療法よりも早く回復します。

慢性腰痛には非ステロイド性抗炎症薬と同様の効果を持つという中等度の証拠があります。

カイロプラクティック治療は、一般開業医の従来の腰痛対応やプラセボより短期的には効果的であり、長期的には理学療法より優れている。

カイロプラクティック治療は慢性腰痛に、短期的には理学療法や自宅での腰へのエクササイズ運動よりも効果的という中等度の証拠があります。

カイロ治療は慢性腰痛に長期的にみても理学療法や自宅でのエクササイズより有効という中等度の証拠があります。

ヘルニア

カイロプラクティック治療はヘルニアに対して、短期的には偽カイロ治療や科学的髄核分解術より優れている

ヘルニア手術後の痛みに対してカイロプラクティック治療、モビリゼーションはマッケンジー療法、医療、理学療法士の処置と比べて同等以上の効果が短期、長期的にあります。

慢性の頚部痛

慢性頚部痛にカイロプラクティック治療、モビリゼーションはともに、短期および長期的にもハイテクのリハビリテーションを上回る鎮痛効果があるという中等度のエビデンスがあります。

また慢性首痛へのカイロプラクティック治療、モビリゼーションは、短期的に一般開業医の管理より痛みの軽減において優れている。

急性、慢性というミックスの研究では証拠は2004年の段階では明らかではない

モビリゼーションはカイロプラクティック治療に似た結果です。医師のケアより短期的にも長期的にも医師の頚部痛ケアより優れていて

効果がある。(Spine J. 2004 May-Jun Bronfort G1, Haas M)

 

慢性腰痛・亜急性腰痛(4~12週)のいずれにも効果的

システマティック・レビューです

認知行動療法、運動、脊椎マニピュレーション(カイロ治療)、および集学的リハビリテーションは

すべての慢性または亜急性(4週間持続)の腰痛のために適度に有効であるという十分な証拠を発見した。
(Ann Intern Med. 2007 Oct 2)

もちろん急性腰痛にも効果的

ぎっくり腰は急速に回復に向かいます。ランダム化比較試験です。

カイロ治療後は急速に回復にむかいます。 18歳から40歳の54人を対象にした、比較試験です。
ランダム化は、腰痛発症2週間以内の人でも、2-4週間痛みがある人でも脊椎マニピュレーション後に1週間以内で急速に回復した。

Spine (Phila Pa 1976). 1987 Sep;12

 

こちらもぎっくり腰、急速に回復します

18~40歳までの急性腰痛患者を対象に4週間追跡したRCTによると、モビリゼーション群とマニピュレーション群の改善率は4週間後には差がなくなるものの、マニピュレーション群は最初の1週間で急速に改善することが判明。

http://t.co/xSdw3w4

 

間違いないです Clinical Guidelines for the Management of Acute Low Back Pain 急性腰痛のガイドラインです

急性あるいは亜急性腰痛に対する脊椎マニピュレーションは、他の治療法に比べて短期間で疼痛および活動障害の改善、ならびに患者の満足度という点でより高い効果が得られる(★★★)。
http://amzn.to/Hk8veA

 

慢性腰痛に関する世界初の診療ガイドラインのヨーロッパガイドラインにも書いてありますが、脊椎マニピュレーションは慢性腰痛にたいして効果的であることが明記してあります。(European COST )

 

安全です

1911年~1991年に発表された脊椎マニピュレーション後に馬尾症候群が生じた29例を詳細に分析した結果、重度あるいは進行性の神経障害にマニピュレーションは行なうべきでないが、症状が悪化する可能性はきわめて低い。
http://1.usa.gov/qsCsK1

 

頚部痛にも有効 ランダム化比較試験

頚部痛と腰痛患者256例を対象に、医師の標準的な治療群、脊椎マニピュレーション群、理学療法群、シャムトリートメント群に割り付けたRCTによると、最も成績が悪かったのは医師の標準的な治療群とシャムトリートメント群だった。
http://1.usa.gov/kfFvV6

 

腰痛への体系的レビュー

腰痛に対する脊椎マニピュレーションに関する37件のRCT(ランダム化比較試験)を吟味した体系的レビューでは、
研究デザインに不備があるために正確な評価は困難で、腰痛に対する有効性は科学的に証明できないが、たしかにある患者には効果が認められる。
http://t.co/CwMdT89

第一級のエビデンスである体系的レビューによって、腰痛に対するカイロプラクティックの効果が示唆されたことになります。臨床上はマニピュレーション直後に変化が無い方は、脊椎のリハビリをやることで痛みの発生原因を体感してもらっています。

 

2009年下肢痛へも短・中期的なエビデンス RCT

192名を対象に①脊椎マニピュレーション群+自宅 運動+健康助言グループと
②健康助言のみのグループでブラインド比較試験をした結果
12週の時点で①脊椎マニピュレーション+自宅運動、健康助言グループが臨床的有意有益性を示した。重篤な事故はない。このテストでは54週目に両グループの臨床的差はない。

http://goo.gl/THm2Lb

①はいわゆる一般的なカイロプラクティック治療ですね。マニピュレーションして運動療法をしてアドバイスをするという流れです。

 

鞭打ち症に短期間なら有効とする

長期間にわたる治療は正当化されないが、短期間ならWAD(むち打ち症)の治療に脊椎マニピュレーションを用いることができる。ただしこのテクニックを行なうのは有資格者に制限すべきである。
http://1.usa.gov/LYNegq

カイロプラクターを志した理由

 私の場合は現代医療へ疑問を感じたことが出発点

院長カイロプラクティックって何?

私がカイロプラクティックに出会ったのは地元愛知県の友人が「うつ」と診断を受けて暫くの間苦しんでいた時でした。

その友人は心身のバランスを崩し、西洋医学の心療内科を受診しました。半年ほど投薬治療を受けていたものの一向に回復する兆しはなく、周囲の目には薬理作用によって意識レベルを低下させているだけのように映っていました。

医療とはなにか?

当時まだ若かった私が「いったい医療とは何なのか?」と初めて真剣に考えた事を憶えています。根本的に何か違った事をしているような”感覚”だけが私の中に残っていました。

何もしてあげられることが無いと決めつけていた、私は妙な‘‘感覚‘‘を胸中に漂わせただただ傍観しているだけでした。 

約1年ほど朦朧とした意識の中で苦しんでいた友人が、カイロプラクティック・ケアを受けていく過程で徐々に元気を取り戻していき、ついには社会復帰を果たしたのです。

うつって脳の病気じゃないの?

私は友人が回復していく過程を見ていて、人の手で背骨の調節し人間を診るカイロプラクティックに興味をもちました。うつ病って脳の病気だとか心の風邪なんて言われていましたが、もしかしたらそれは考え方が違うのではないかと思いました。

今でこそ精神疾患への多剤服用による薬害という概念が社会に浸透してきていますが、当時はお薬で何とかなるという考え方だけが社会通念で他に手だてがないように捉えられていた鬱病。大きく考え方を変えていく必要がある部分ではないでしょうか。 

物事の大転換期

様々な分野でパラダイムシフトが起きている時代だと言われています。パラダイムシフトとは「その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化すること」を言います。

コペルニクス的な変化ともいえましょう。我々は大転換期の真っ只中に生きていると私は考えています。

医療や病気に対する認識や思想、社会全体の価値観が変わっている。思想が変わっているのに制度が変わっていないという状況が色濃くなってきています。医療においても言えることでしょう。

議論や話し合いで次の枠組みが決まっていく土壌があれば一番いいのですが、おそらく「お金」の問題で変革せざる負えなくなるのが今の日本の現状でしょう。具体的には「国民健康保険制度の限界」です。

直線的な時間感覚の場合、容赦なく過ぎていきます。気が付いたら心身がボロボロになっていたということにならないように、準備をしておく必要があるとおもいます。

カイロプラクティックをとことん勉強してみよう

一念発起して上京

日本で行われているカイロプラクティック教育の殆どは専門学校でした。唯一大学教育を行っていたRMIT大学日本校のカリキュラムはキラリと光るものがあり、「どうせ勉強するなら本気で学びたい」と思い上京を決意しました。

欧米の大学の厳しさ

RMIT大学とはロイヤルメルボルン工科大学(Royal Melbourne Institute of Technology)は、オーストラリアビクトリア州メルボルンに本部をおく国立大学です。欧米の大学というのは入学するのは比較的簡単でも卒業するには真面目に勉強しなければ卒業させてもらません。出来の悪い方のわたくしも何度か途中挫折しかけましたが周囲の暖かい励ましと支えで、何とか無事に卒業させていただけました。

こころとからだは別なのか?

現在の西洋医学はもとをたどっていくと、ルネ・デカルト (1596年~1650年)の機械論的世界観に行きつくと言われています。これは心と身体は別々のものであるという考えかたの原型といわれています。

ベサリウス肖像画

  ベサリウス

西洋医学の基本である人体解剖学の歴史はアンドレアス・ベサリウス(Andreas Vesalius 1514-1564)から始まっています。西洋医学は解剖学に始まり細胞学、遺伝子工学と物事を細分化していく方向性にあります。

現代医学の盲点

現代西洋医学は細かく検査することで原因を突き止めていき標的を明確にすることができる反面、医療現場では全体を見ることを忘れてしまうことがあると言われます。

あまりにも長い間症状に苦しんでいる方、症状の原因が分からない方、うつなどで薬漬けになってしまっている方はアプローチの方向が全然違うということもあるのかもしれません。すこし広い視点で生活を考えなおす必要があるのではないかと私は提案しています 。

カイロプラクティック治療を通してお身体や生活を多角的、統合的にみて、病気の無い状態ではなく、健康で生産的な生活にダイナミックにシフトさせていく事を提唱しています。

ストレスは背骨の周囲を固くする

多くの病気や症状はストレスが原因であることが解ってきています。

カイロプラクティック治療がストレスにも有効である理由の一つに、背骨を支える姿勢筋に交感神経の繊維が直接入り込んでいるからということもあります。

ストレスを感じると直通で姿勢筋が緊張してしまうのです。姿勢筋のストレスを少なくすることは、神経系のストレスを減らすことに直結するのです。

慢性痛と鬱、不安障害には多くの共通項というエビデンス

卒論はうつとカイロ

「うつ」がきっかけでカイロプラクティックを学び始めたこともあり、大学での卒業課題としてを研究。 「カイロプラクティック治療におけるうつ症状への有効性」(PDF) つたない文章ですがご興味がある方はご一読ください。

背骨から自由を取り戻す

カイロプラクティックに訪れる患者さんにも状態がある確率が高いことが確認され、痛みを治療することで鬱症状から回復する可能性があることが示唆されました。花

慢性痛に抗うつ薬が処方されることも多いことから解るとおり、慢性痛と鬱症状とに多くの共通項があります。多くの代替医療家と同じく、うつにも取り組んでおります。

投薬治療で改善していかない鬱の方やそのご家族の方は、カイロプラクティック治療も選択肢の一つであると提案しております

幸運にも卒後に発表されてきた超一級のエビデンス

痛みと 不安 うつ病 には強い相関関係がある

筋骨格系の治療も大切なのです

慢性筋骨格系疼痛うつ病・不安障害の間には強い関連がある。精神疾患の併存は過去3ヶ月の活動障害日数と関連し、疼痛のみでは18.1日、疼痛+不安障害は32.2日、疼痛+うつ病は38日、疼痛+うつ病+不安障害は42.6日。

(Psychosom Med. 2008 Oct)

 

WHOの心理的問題に関するデータによると・・・

いくつかの先行研究では、非西洋諸国のうつ患者は欧米諸国のうつ患者よりも身体症状を報告する可能性が高いことが示唆されているため、1999年に国際的な研究が行われました。

世界的にみても 鬱状態で痛みを主訴として来院する人が多いことが判明しています

14ヶ国の患者25,916名を分析した結果、プライマリケアを訪れるうつ病患者の約70%は身体症状を主訴として受診しており、最も一般的な症状は疼痛に関連するものであることが判明している

(1999 Oct 28,Simon GE, VonKorff M ,et.al)

 

古くて新しい世界観の創出

うつ・不安などの感情障害や統合失調症などは、疾患ととらえられて投薬治療が中心となってしまっています。

欧州では社会精神医学的な観点から、そのような症状は人生の危機における正常な反応として考え、投薬や診断は数か月から半年ほど後に行われると聞きます。誰でも危機に陥ったときに出る正常な反応が鬱病です。これを読んでいらっしゃる方も何らかの人生の危機をお感じになっているのだと思います。

欧州ではクライシスセンターと呼ばれる避難所が行政によって設けられています。個人のカイロプラクティックオフィスですから限界がありますが、可能な限りの対応をしております。薬漬けで抜け出せなくなる前に「そのまんまサンシャイン」へ避難のつもりで来てください。

客観的な評価によって今ここにある自分という観点を見落としがちな現代です。身体的な観点から状態を把握していくと自身による発見は多いものです。

長期に鬱で苦しんでいる方は、投薬治療では回復しないことはご自身がよくご存じだとおもいます。まずはお薬を減らせるように焦らず向かいましょう。そのための協力は惜しみません。

世界カイロプラクティック学生評議会2005に参加した感想

デンマークの意識の高さに驚いたWCCS

Soutu Denmark Univercityで開催

国民の幸福度ラインキングでいつも上位のデンマーク

貴重な機会を頂き感謝です

参加メンバー

2005年の日本メンバー

カイロプラクティックを学ぶものにとってはあこがれるWorld Congressive of Chiropractic Student 略してWCCS。ものすごく忙しい大学生活のあいまに参加することができてとても幸運でした。2005年の開催はアンデルセンの故郷オーデンスにある南デンマーク大学でした。

私もあまりの忙しさに参加をするかしないか躊躇していたのですが、同学の先生が「興味があるなら絶対参加しておいた方が良いですよ」と後押ししてくれたので意志決定が出来ました。

和田先生ありがとう、この場をお借りしてお礼いたします。そして参加に際して応援支援をしてくださった先輩方にもこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。

2年の終わり(基礎医学習後)にメディカルかカイロプラクティックかを選択する大学

原子力発電がない、医療費、教育費が全部無料など超福祉国家といった、いろいろなことが日本と違うデンマーク。私が興味をもったのは南デンマーク大学では2年生まで基礎医学を学び、その時点で医者(メディカルドクター)になるコースを選択するか、カイロプラクティックドクターになる道を選択するかというカリキュラムになっていることでした。

そうなのです。これほどまで認識が違うと言葉にしづらいのです。

もう愕然としましたね。キャンパスの大きさ、食堂の美しさ、すべてがきらびやかなのです。当然学んでいる学生方もハイレベルで自信に充ち溢れていました。

未来の医療の一端を担うんだ という気概に満ちた会場

毎年どこかの国で世界中からカイロプラクティックの学生があつまるこの祭典、日本語にすると世界カイロプラクティック学生評議会になります。

会議風景

会議の一風景

具体的になにをするかといいますと各国のカイロプラクティック事情を学生の立場から考えて、議題をあげてそれについて話あうという国際会議です。我々RMIT-Japanのプロポーザルは「三浦レポートの見直し」と「広辞苑のカイロプラクティックの表記の訂正依頼」についてです。今考えてもかなり渋い活動ですよね(笑)

毎年母校の学生はこのような地道な活動をして、日本におけるカイロプラクティックの普及に微力ながら勤しんでおります。

このような地道な活動を各国の学生が行っています。印象的なのはヨーロッパ、イタリアやドイツでもカイロプラクティックが未だ法制化されていないので日本のように『テクニックのみのセミナーを止めさせたい』などの議題が出されていました。

会議風景

会議中も作業

今思うと、法制化されている国とされていない国では学生の質も違うし、取り上げられる議題の内容も全くレベルの違うものでしたね。

まあ法制化されていない日本の良い所と言えば、「患者満足度が高い」とか「保険点数に縛られない」など自由度の高い治療が行えることでしょう。そのまんまサンシャインでもそのようになっていますから。

会議の後は学生交流

会議の後はパーティー、海へいったり、バーべキューをしたりと学生同士の交流が日々ありました。

パーティーの様子

パーティー

学生交流

キャンプファイアー

欧米の方が多い中でコミュニケーションに不安を感じながらも、楽しい時間を過ごせました。

世界中でカイロプラクターとして活躍しているのかな?

いまのなっては楽しいばかりの思い出です。私自身まめなほうではないので、皆さんと連絡をとっていないのですが、みんな各国の患者さんの背中をケアを今頃しているのかなと考えると胸がいっぱいになります。

ステファン・スズキ氏宅へ訪問 

デンマークという国 自然エネルギー先進国―「風のがっこう」からのレポート の著者

会議の合間を利用して、出発前にNHKラジオでたまたま風車についてレポートしていたのを耳にしていたケンジ・ステファン・スズキ氏へ電撃レポートをお願いしたところ快く引き受けてくださいました。

国をつくるのに100年かかる。デンマーク人はそれをやった。

会場のオーデンスから電車で1時間ほどのところに住居を構える彼は、車でわれわれを駅まで迎えにきてくださった。失礼かもしれないとおもいながらも根掘り葉掘りいろいろ質問をしてみると、デンマークという国の意識の高さが浮き彫りになった。

風の学校へ訪問

風の学校に訪問

元外交官である彼は、今はデンマークに帰化して風車の輸出事業を営んでおられた。広い自宅にはさまざまな素材ででいた風車が立ち並ぶ。日本ではまずお目にかかれない光景である。

極めて合理的であるべきヨーロッパの姿であるといわれる北欧。教育や福祉に興味がある方なら先進的な取組の多くが紹介され御存じの方も多いとおもいます。

原発を作るか作らないか、デンマーク人は市民レベルから国会議論まで30年話あった…

そして原発は作らないという意思決定をした国民

皆さん信じられますか?日本では原発どうのという話をしていると左よりだの難しい人だのと言われる風潮がいまだにあるのに、作る前から市民レベルで、日常会話でどうのこうの話あっている国。

井戸端会議がそういう話題なのでしょうね。ここでも愕然。北欧の厳しい自然環境が妥協を許さない人間性を培っている部分はあるとおもいますが、それにしてもあっぱれです。良い悪いは別にしてカルチャーショックでした。

ステファンスズキ氏の言葉が今でも忘れられません、『国を作るのは100年かかる、デンマーク人はそれをやった』。
100年後の日本について語り合える仲間に巡り会いたいものです。

カイロプラクティックによる出産前後の骨盤調整

カイロプラクティックなら妊婦さんも施術を受けられます

WHO(世界保健機関)基準カイロプラクターが産前産後を心地よくサポート

カイロプラクティックは世界保健機関が推奨するヘルスケアの専門職です。世界中の方々がカイロプラクティック治療を受け、健康の維持増進に役立てています。

妊婦

妊婦さんにもカイロプラクティック・ケアをお届けしたい

妊婦さんも例外ではありません。初めての方でも安心してカイロプラクティック治療を受けられるように丁寧に説明いたします。

ご心配な方は、お気軽にお問合せください。

出産前後には骨盤周囲のメンテナンスをお勧めしています

出産前後に放出されるホルモン

出産中に妊婦に放出されるホルモン リラキシン(relaxin)は恥骨結合の軟骨を柔軟にさせます それにより胎児が産道を通過しやすくします。そして産後数時間後にはリラキシンの放出はとまり、恥骨結合の柔軟性は急速に失われます。

リラキシンの血中濃度が正常に戻るとき、骨盤の状態が今までとは違う状態で恥骨結合がロックすることがあると言われています。

カイロプラクティックアジャストメントは、ロックした関節を解放しますのでは早めに調整しておくと気分的にも楽でしょう。

出産前後に気分が塞込む(鬱状態)になることもよくあります

力学的な異常と産後の精神的な変化で、腰痛になることも珍しいことではありません。精神的なストレスが加わると筋膜群に痛み物質が放出されることが近年の研究で判ってきました。

また育児の大変さから産後うつになる方が多いのも最近の傾向です。これらの症状は筋骨格系のメンテナンスをすることで随分と楽になります。気軽にご連絡くださいね。

WHO基準のカイロプラクターなら安心して大切なお身体を預けれらます

院長

院長の顔

当院のカイロプラクターは安全性を確保するために、WHOが作成したカイロプラクティック教育のガイドラインを満たした教育を修了しています。安心して施術を受けることができますので、お気軽にご相談ください。

カイロプラクティックのメンテナンス・ケアについて

適度なメンテナンス・ケア(MC)をお勧めします

背骨のメンテナンスの大切さ

一方通行

  カイロケアは健康への一方通行

カイロプラクティックに行くと、「痛みが取れた後もメンテナンスに来た方がいいですよ」と言われると思います。

カイロプラクティックを病院のようなものと考えている方は「え?」と思うかも知れませんが、カイロプラクティックは病院のcure(治療)とは違い、care(治療)を行っています。

ヘルス・ケアなんです

カイロプラクティックはヘルスケアの範疇に入りますから例えばぎっくり腰で来院されても、健康が不足しているために結果痛みが出た、という立場でカイロプラクティック・ケアに当たります。

心の健康、お身体の健康も含めて、健康が低下したときに、不健康になりぎっくり腰になり、病気にもなるという考え方です。

カイロプラクティックのメンテナンス・ケアを解りやすくイメージするならば、歯科の定期的な歯石除去を思い浮かべて下さると解かりやすいかもしれません。

予防医学という観点からも、カイロプラクティックのメンテナンスケアについては研究がすすめられています。

メンテナンス・ケア(MC)のエビデンス

何度か腰痛がある人にはメンテナンスは非常に有益 2013年の研究

メンテナンス・ケア(MC)は予防医学の観点からも、どのような効果が得られるのかが北欧で高いエビデンスレベルで調査されてきています。(Chiropractic & Manual Therapies201321:10)

MCを受けることでのベネフィットは過去に腰痛や首痛などの身体の痛みがあった方では明らかで、再発の防止やより良いコンディションづくりにお役立ていただければとおもいます。

以前の研究では煙草やダイエットなどの一般的な健康相談についてもMCが利用されていたが、それらを含めると73%の人がMCの候補になっていた。
あくまでも保険適応になっている国の数字としてご参考になさってください。

仕事関連での腰痛へのメンテナンスケアは医者や理学療法士よりも有効 2005年の研究

2005年の調査で労災申請した腰痛患者894例での調査

仕事関連の非特異的腰痛では、理学療法士や医師のサービスは、カイロプラクティックのサービスまたは無治療よりも高い障害の再発と関連していました。

適切なカイロケアは非特異的腰痛の回復を明らかに高めますし、仕事での大きな腰痛で無治療というケースは実際少ないとおもいますのでカイロケアは非常に有効であると考えられます。

逆説的にいうと、標準的な医師の治療は再発率が高いということです。何度か腰痛を経験されている方は体感的にお分かりだとおもいます。(Pain. 2005 Feb;113(3):331-9.)

 

脊椎周囲の痛みは脳卒中、高血圧、喘息、慢性閉塞性肺疾患などに関連する(2006年の報告)

アメリカでの研究ですが、背骨周囲の痛みがある人は他の部位に慢性痛がある率が3倍になり、精神障害を有する率が2倍になるとされている。

米国の人口の約20%が過去1年以内に脊椎痛を訴えており、生涯の30%の時間が慢性脊椎痛有りという生涯有病率と見積もられた。

この慢性脊椎痛は、他に慢性疼痛がある患者ですと3倍以上多く、精神障害を有する患者において2倍高かったです。

慢性の背骨周囲の痛みに関連した慢性身体疾患は、脳卒中、高血圧、喘息、COPD、過敏性腸症候群、潰瘍、HIV / AIDS、てんかんや視力の問題が含まれていました。

人口統計学的変数のために調整した後、慢性背骨の痛みに関連した併発慢性身体疾患のリスクの増加は2.0倍
背中の痛みのある患者は普通の人以上に健康教育のメッセージを必要としている とのこと。Chiropractic & Osteopathy200614:23)

背骨は人間の大黒柱

背骨だけでも関節は72箇所のあります。それらの癒着を防ぎましょう。

日々の生活の中で動きの悪い関節というのが出てきます。それらを定期的にケアをしていくことで筋膜や関節の癒着や退化のスピードを遅らせます。

2011年の研究は関節の老化を防ぐ、筋力の低下防止、怪我の頻度を下げる

月に1度のカイロプラクティックのメンテナンス治療は関節の退化や癒着の形成の進行を遅らせます

また筋力の低下の防止、怪我が起こる頻度の減少にもなります。そして健康感や幸福感覚を増進させることが解かっています。
(J Chiropr Humanit. 2011 Dec)

カイロプラクティックでメンテナンスケアをすると人生が充実する

何に価値観を置くかにもよりますが、私は身体の状態が良い状態なら何をしてても幸せを感じられると考えています。

気球

健康になれば気分もいいし、何をしていても楽しい

ですから私自身最近はメンテナンスを欠かしません。この充実感を多くの方に味わってもらいたいと考えています。

人によっては多少辛い状態でも旅行に行ったり、ディズニーランドに行ければ幸せという方もいらっしゃると思います。

お酒やおタバコのような嗜好品も面白いかもしれませんが、健康に投資を行うことも悪くないですよ。

カイロプラクティックにおけるWHO基準、国際基準について

世界的に合意できている安全基準

WHO基準、国際基準の意味

教育レベルによる国民の安全性の確保

世界保健機関のマーク

世界保健機関

世界保健機構は食品衛生や、医療、代替医療など保健衛生に関わる分野で世界共通の安全性を確保するためにWHO-standard を定めています。

例えば水道水に含まれる放射性物質の基準値は WHO基準なら1ベクレル(Bq/L)というものです

カイロプラクティック教育にもWHO基準があります

法制化がされていない国へのWHOからの伝言

カイロプラクティックは世界的には診断能力のあるカイロドクターです。私達は的確な判断と適切な処置を行えるように大学の臨床施設で厳しい訓練を受けてきました。

そして効果的でなおかつ危険性の無い施術を行えるよう対応を義務づけられております。カイロプラクティックの適応ではない場合は医療機関へのご紹介も行われます。

世界保健機関はカイロプラクティックが有効的な代替医療であることを支持している為、安全かつ効果的な教育基準を順守するように勧告を行っています。

JACによるカイロプラクティック教育基準の説明動画

カイロプラクティックは魔法ではなく科学です

適切な対応と治療計画を初診時に提示することになっております。勿論個人差がありますし、それぞれの時間的、経済的な事情なども配慮して提案しておりますので、ご安心いただけます。

具体的にWHO基準とは、4200時間以上の「基礎医学」や「神経学」、「病理学」「カイロプラクティック学」などの単位。さらに1000時間以上のカイロプラクティック臨床実習を行う必要があります。これらの専門的なカリキュラムを経てすべての単位を修得することを言います。

詳しくは日本カイロプラクターズ協会のページをご覧ください。

施術のレベル

世界基準というと施術技術が特に高いという印象をもたれる方もいらっしゃいます。安全で効果的であるということですから特に施術レベルが世界ランキングに入ってるという意味ではありません。カウンセリングの様子

確実にいえることはある一定以上の技術レベルにあるということです。

カイロプラクティックが日本で法制化されていない理由

カイロプラクティック法制化への道 現状の解説

業界内の情報も踏まえて現在どのような状況なのかを推察しながらなるべく中立に書いていくつもりです。あくまでも私見ですのでご参考までに(*^_^*)

世界の国々ではどんどん法制化されています

48か国で法制化されているカイロプラクティック

カイロプラクティックが法制化されている国のすべてがカイロプラクティックが日本で受けられるような保険治療であるとは限りませんが、少なくとも法制化されていないと公的な保険は受けれられないですよね。

ですから日本ではまだ「カイロプラクティック法」という法律がないということになります。

私が所属する日本カイロプラクターズ協会は世界のカイロプラクティック団体WFC(The World Federation of Chiropractic)に加盟しています。法制化に向けてWFCと連携して国内のカイロプラクティック教育基準を法制化されている国々の水準にしようと日々活動をしているところです。

国内では業界の統一に苦心

お国の見解

厚生労働省や消費者庁は近年のカイロプラクティックによる事故の状況から医療類似業務の宣伝への自己規制への勧告など少しずつ動いてくれているようです。
同庁によりますと業界の統一が行われれば法制化も吝かではない模様です。

芋虫

芋虫

JACの会報誌や業界紙に目を通すと現在は業界の統一に苦心している状況であることが伺えます。

私のような変わり者は別として、基本的に人間は縦社会が大好きで、どの団体がトップ、主導権を握りたいかが大切だと考えるようです。

カイロプラクターが日本に来て100年となる2016年、法制化へ向けて芋虫のような歩みが続いています。

私のような実際の活動に携わっていない幽霊会員からすると、業界の内部のことは詳しく解らないのですが、見聞きしたことも含めて私見を書いていきますね。

業界統一の為の試みは現在進行中

ここが大切な処のようですが、見聞きしたところによると「カイロタイムズ 2016年11月21日号」によるとカイロプラクティック法制化推進会議なるものが開催されている。画期的な試みだと思われるのですが、この会議に日本の代表団体である日本カイロプラクターズ協会(以下JAC)が参加していない。

不思議に思った私は、とある席で会長になぜ参加をしていないかを伺ったところ「しっちゃかめっちゃかで消費者庁の人も呆れるくらいなので、こりゃ駄目だなということで参加していない」というような内容のことを話してもらいました。

このことに関しては法制化推進会議の意見は「カイロタイムズ」に記載してあることから抜粋すると、消費者庁のオブザーバーの方の印象までは書いてないものの、やはりカイロプラクティックの定義を尋ねられて返答できなかったと書いてあります。

カイロタイムズの記事

国内のカイロプラクターの内訳

学歴での分け方  

まず日本国内には様々な経歴のカイロプラクティック施術者がいます。大きく分けると4つに分けられます
①海外のカイロプラクティック大学で勉強をして帰国した先生方
②国内のカイロプラクティック大学で勉強した先生方
③国内の専門学校(多くは2年制)で勉強した先生方
④その他 短期セミナー等で勉強した先生方

実際治療院が繁盛しているかどうかは別として学歴ということで4分されます。

私自身は②の国内の大学で勉強をした分類です。

WHO世界保健機関が提示しているカイロプラクティック教育のカリキュラムをクリアしているのは①と②になります。

足並みが揃えづらい

①の先生方からすると法制化するにあたって立場上、最低でも②はクリアしてもらいたいという意向があると聞きます。
それはそうですよね、海外での履修には英語力も必要ですし、ナショナル大学などは理工系の大卒でないと入学資格がないほどです。

①の先生方が③や④の先生方の多くと会話が合わないのではないかと考えられます。
私なんかは何とか卒業できたレベルなのですが、一通りの医学の知識は学んでいるので、メディカルドクターの先生方と対等にお話しが出来るはず?
なのですが実際は社会の立場上話ている内容を理解しているがあまり発言権が無いというところです。

教育基準を下げた場合、海外との教育差が出てきてしまう

海外でカイロプラクターと名乗り開業するには学位と州や国の試験にパスする必要があります。医師の場合はそれぞれの国によって規定が異なるようですが基本手には既定の学問を履修したものが国や州の試験に合格することで就業、開業できるようです。

そもそも日本の専修学校卒の先生は海外で開業しようとは考えないでしょうし、日本では法律上教育は不必要なのですから、大きなお世話と言えば大きなお世話なのですが、例えば法制化された場合、専修学校卒レベルの教育③での法制化となると、万が一海外での就業を必要とされた場合やオリンピックなどの国際大会に随行するときに会場でカイロプラクターとして扱われない可能性を含んでいます。

果たしてそれをカイロプラクターと言えるのかどうかという疑問が残ります。

また外国のカイロプラクターが診断権を持ち、血液検査や画像診断権を持ち、医学的な研究発表に参加する状況の中、学術的な研究や国際会議に参加した時にも認識に無理が生じると思われます。

教育の底上げの必要性

そこで業界の発展と法制化に向けて、ある程度の教育底上げが必要と考えた②のグループが③④の先生方を対照に②の条件に引き上げるためのプログラムを作成して有料で提供するようになりました。多分15年ほど前からだと思います。

このプログラムは国際教育機関の認可を得ているのがポイントになります。

教育に興味のない③④の先生方からすると大きなお世話かもしれませんが、あくまでも②のグループが日本のカイロプラクティック業界にとって良かれと考えての教育提供とも言えます。

勿論③④の先生方が就業した後々しっかり勉強したいと考えた時に、これほどナイスなシステムはないのですが、当初は盛況であったようですが最近の集まりは今一つとも聞きます。

教育と繁盛は別

何事も教育にはコストと時間が掛かります。③④の先生方の中には野心家で繁盛治療院を経営する治療院も少なくありません。そもそも法律の無い日本だから教育の必要はなく、事故もなく患者さんからの好感度も高ければ今さら時間とコストをかけてまで②のレベルまで上がる必要はない、と考えても何も悪いことではありません。当然と言えば当然かもしれませんね。

国の成り立ちからか、諸外国に比べると日本は既得権益組織が多いといわれています。

西洋文明は良くも悪くも合理的ですから、単純に効果のあるものはすぐに市民に認められます。

日本でもカイロプラクティック法を

現在日本カイロプラクターズ協会を中心に、地道な法制化運動が続けられています。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

日本でも幾度かカイロプラクティックの法制化が試みられました

戦後幾度か法制化が試みられておりますが、一筋縄でなないようです。医師を中心とした非国際基準カイロプラクティックへの否定的意見の集中した調査、三浦レポート(1991年)が厚生労働省の公式な見解とされています。三浦レポートを詳しくお知りになりたい方は、TCCの三浦レポートのコーナーをご参照ください。

考え方にもよりますが、法制化が絶対的に得なわけではない

カイロプラクティックが法制化することが目的化してしまうと、大切なものが見えなくなってしまうとも言えます。

カイロプラクティック治療が保険適応することで来院者の負担が少なくなります。アメリカのカイロプラクターは保険点数で治療を行いますから、サービスとしての対応が極端に悪くなってしまったとの声もあります。そして術者は保険という制度に縛られてしまう傾向になりがちです。

本来の目的である「症状改善、完治」を目指すとなると実は保険適応でない方がいい面もあります。当院が行っている、カイロ治療、運動療法、認知行動療法などは皆保険外治療のものです。

御参考になさってください。

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