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伊藤孝英
院長
ロイヤルメルボルン工科大学健康科学部カイロプラクティック学科日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛から生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジ。鬱や不安障害にも着目したマルチモデルでヒューマンケアしています。

ふくらはぎ痺れ椎間板障害でセカンドオピニオン

2010年ころの症例です。最近では安易に手術を勧めるお医者様も少なくなってきているように思えます。

もし似たような状況でお困りならばご参考ください。

目次

椎間板の手術を検討中の20代女性事務職

考える女性
手術が必要なのかなあ?イメージ

カイロプラクティック症例

ヘルニアの診断歴があり、手術を検討しているという状況は多々あります。基本的には手術は必要ありませんので、ご安心ください。

  • 太ももからふくらはぎにかけての痺れ感
  • X線検査、MRI検査を受けて伴に腰部椎間板ヘルニアの診断
  • 手術を勧められているのでセカンドオピニオンがほしい

取り敢えずお伝えしたいのは、この程度の痺れで早期に画像診断はしない方が良いです。各国の腰痛診療ガイドラインには「画像診断をしない」ことを強く勧めています。

腰下肢痛患者に対する早期画像検査(X線・CT・MRI)の有効性に関するRCTを詳細に分析した

結果;レッドフラッグのない患者に画像検査を行なっても臨床転帰は改善しないことが判明。医師は腰下肢痛患者の画像検査を控えるべき
※レッドフラッグとは命に関わるような疾患の兆候です

痛みと状態:立ち時間が長いとふくらはぎに症状

  • 痺れ感は何時もあるわけではなく、立ちっぱなしの時など負担のかかるとき
  • お尻の部分や足先には痺れはない
  • じわっとした痺れ感
  • 出来れば手術は避けたいと考えている

勿論です、手術はしない方がいいですし、ガイドラインでも進められていません。立ちっぱなしなど、運動器に負荷がかかった時の症状なので、運動器の問題として考えるべきだと思います。

何故ならばヘルニアと腰痛とは関係ないことが証明されているからです。

腰下肢痛患者246名を対象にMRI所見と保存療法の治療成績について2年間追跡した結果、椎間板ヘルニアは腰痛患者の57%、下肢痛患者の65%に検出されたものの、治療成績とヘルニアのタイプ、大きさ、活動障害は無関係だった。

このようなエビデンスを施術中にお伝えしながら施術していきます。

神経症状の所見はなく、仙腸関節の機能障害と判断

  • 下肢ベースラインテスト異常なし
  • 運動障害や触感覚異常は認められない
  • ゲンズレンテスト+
  • 仙腸関節(骨盤)への整形学的な検査で症状がでる
  • 骨盤へのカイロプラクティック・アジャストメントで機能障害の改善
  • 脚全体の筋の緩和操作とストレッチ

ゲンズレンテスト陽性で、仙腸関節の問題が考えられます。いわゆる骨盤です。

骨盤を後ろから見た
骨盤は腸骨と仙骨で構成され、関節を形成しています

脚の痺れの女性、ご感想

女性

回復が目に見えて分かったので信頼できた。思い切って受けてみて良かったです。
ジョギングの習慣があったので骨盤も動いているとおもっていた。
丁寧な対応で、質問に答えてくれて何でも聞く事ができた。

院長コメント:打検機を使った検査も有効

きわめてアナログ的な検査ですが打検機の神経学検査があります。

そのまんま

検査所見から、運動障害や触感覚異常は認められないため、仙腸関節の機能障害ではないかと考え施術をしました。

初回のカイロ治療で好結果だったので続けて週一回の治療をおこなっていきました。

5回の来院で痺れ出現の80%減。来院期間を空けていき 計8回の来院でで症状の完全消失に繋がっています。

痺れの原因はさまざま

骨盤の機能低下からくる痺れ症状の典型的なケースです。

そのまんま

ひとことで痺れといっても原因はヘルニアとは限りません。

ただし2000年代初頭までは、医療機関では画像診断が診断の基準になりやすいため、どうしても椎間板や骨変形に意識が行きがちでした。

最近では生物心理社会学的疼痛症候群だと言われています。

筋肉や関節、時には糖尿病からくる痺れなども鑑別して施術していきます。この方のように若年層で痺れがでて間もない頃には数回のカイロプラクティックで回復していくことは良くあります。

回復されたあとは、中止していたジョギングやマラソンを再開されたそうですよ。

高額な手術をする前に2年間は保存療法をして様子をみることも欧州の腰痛ガイドラインは勧告しています。お気軽にセカンドオピニオンを聞きにきてください。

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