鬱についての当院の考え方,

なぜ 「鬱」 に カイロプラクティック なのか

私はもともと知り合いの鬱病を機にカイロプラクティックに興味を持ちを勉強しはじめました。カイロプラクティックの教科書には上部頸椎を治療すれば抑鬱の症状に有効とあるものもあります。鬱が主訴でカイロプラクティック治療を受けたことがある方は判るとおもいますが、特にお薬の服用が中・長期的になると話はそう単純ではありません。

鬱病に対して施術を繰り返してもなかなか回復に向かわないケースも多く、結果的に私は鬱というものを様々な角度から考えるようになりました。私は知人のケースからも鬱病は病気でも何でもないケースが多いと思っているのですが、年単位で長期化する鬱病は薬物治療によって状態が複雑化しているように考えています。

大切なのはたとえ大うつ病であっても、投薬をせず自然治癒を待つことです(希死念慮がある場合は別です)。

うつの青年

悩む青年

最近は社会精神医学的な立場から鬱を考察するようになってきました。鬱や統合失調症は人生の危機において出る人間の正常な反応とする立場です。

時に人は人生の壁にぶち当たり社会から孤立してしまいます。人生で何かしら乗り越えなければならない、許容しなければならない、諦めなければならないような状況の時に果たしてお薬が人生を変えてくれるのでしょうか?

無投薬のカイロプラクティック治療を選択するようなスタンスが最善であろうことをエビデンスを元にご説明いたします。

どうしようもなく辛い時でも3か月経過観察をしましょう。2006年の研究で無投薬による経過観察が結果的に治癒率が一番高いことが示唆されています。
(M. Journal of Nervous and Mental Disease 194 (2006):324-9.) 

背骨の調整でもしながら、辛いことを当院で吐き出していってください。お身体の症状にまつわるお話しでも、何でも聞きますよ。

カイロプラクティックの特徴

カイロプラクティックの特徴は無投薬による徒手脊椎治療であります。また医学にはない特徴として「哲学」があるということです。「科学」「芸術」「哲学」の3要素から成り立っています。カイロプラクティックは根本治療だと言われます。その為にはさまざまな観点で考えていく必要があると感じています。良くあるのが医療経済主義的なものの犠牲になってしまっているという観点。

実際欧米では鬱病のお薬は出しても単剤処方というガイドラインが守られているのですが、本邦ではガイドラインの作成が遅れて2016年多剤を処方されているケースも多くお見受けします。お薬の副作用というものは非常に強力ですから、副作用に苦しめられていることが多いように私は思います。

そうかと言って、簡単に減断薬できるケースは長期服用の場合は難しく長いスパンで考える必要があります。そのように社会が回っいるので、お薬がすべて悪いとは言い切れませんが、例えばイギリスを例に出しますと精神疾患において「診断を出すのは半年後」というくらいだそうです。鬱に関しては様子を見ておけば状態は良い方向に変わってくるということです。

無駄な治療はしない方が良い

1998年にWHOの行った調査によると腰痛同様、うつ病に関しても無治療群が一番回復率が良いようです。
(Br J Gen Pract. 1998 Dec;48(437):1840-4.)

 

精神医療被害連絡会のサードオピニオン会に参加してみて思うのは、非常に根が深い問題だ、ということです。しかし考えようによっては根の深さは各個人が作っている感覚であり、もともとそんなものは無いと考えると、そんなものはない、ともいえます。

ひとつ言えることは患者さんはそれぞれの生活があり、個々によって違う価値観を持ち生活しているということです。

 

痛みなどの身体症状が主訴でもいい

大切なのは人間そのものと対峙すること

患者さんとして先ず知りたいのはカイロプラクティックの施術によって「鬱」から解放されるのか?どれくらいの時間がかかるのか?どれくらいの費用がかかるのか?
という事だとおもいます。

鬱で身体の痛みが出ます

1999年のWHOの調査で我々アジア人を含む非西洋諸国民は、抑鬱を身体症状(痛みなど)として表しやすいことは指摘されている。
(N Engl J Med 1999; 341:1329-1335October 28, 1999)

BS-POP

簡易検査表 BS-POP

実際にお身体の痛みで来院された方で抑鬱傾向が強そうな場合BS-POPという簡易検査表を用いてお身体の痛みが精神的なものから表現されているかを判断することもあります。

私自身はカイロプラクターですから西洋医学的に明確に「はい、精神的な問題です」と分けることはありません。これは身体の痛みと背骨周囲の痛みは密接に関係していて、卵が先か鶏が先かという話に似ていることが2013年のスウェーデンの研究で明らかになっています。

カイロプラクティックは全体を観ます。私自身は西洋医学的な診断名(レッテル)に固執せず、社会性も含めた人間そのものが一時的に機能不全になっていると考えます。背骨を通して回復(リカバリー)に向かっていただければという思いです。

どれくらいのことが可能か

2016年現在開業して6年になりますが、今現在お答えできるのは
①初診時に痛みを伴う鬱状態で、(Bs-popで評価)急性期~亜急性期(3か月まで)のものであれば短期間に回復に向かうことが多いです。

②初診時に痛みの無い鬱(鬱が主訴)の患者さんは今のところお見えになっていません。WHOの調査では鬱で心療内科を受診する患者さんの7割の人は痛みも伴うと結果を出しています。腰痛や首痛などの痛みは有って当然かもしれません。

③鬱病の診断を受けて何年も抗うつ薬(種類に関わらず)を服用している方は、身体活動能力の状態にもよりますが、単剤処方の場合は比較的早く痛みは取れていきます。鬱自体を良くしていこうという方は、それなりにマネージメントしていけば抗うつ薬の離脱も単剤ならば可能かと思われます。

④ ③で多剤処方の場合は鬱状態の改善は半年から年単位での取り組みが必要になります。痛みのマネージメントに関しては抑鬱状態から機能的な側面へのスポットライトの移行が困難ですので、ある部位が良くなっても違う部位が痛い という状況になりがちです。

 

多剤処方の場合

多剤処方の場合は少しずつお薬を減らす、漸減していく方向でアドバイスはさせて頂いておりますが、お薬を減らせばそれで解決するという訳ではないようです。症例を参考にしていくと、お薬を減らすのは最終的には大切なことですが、一番大切なのは患者さんを取り巻く人間関係の見直しです。

ここで良くならなくてもいい

私のキャラクターの問題かもしれませんし、人間とはそもそも1回聞いたり、短期間試したりしただけで直ぐに習得できるものではありません。筋骨格系疾患においての運動療法でもそうですが、私が何回お伝えしても伝わらないことは多いです。むしろその方が多いのが現実です。

種々の会合に参加しても、そう簡単には物事は進まないんだなというのが現実です。

ですから来院期間中に全く回復したという実感が無くても私はそれが普通だと思います。

多くの方は1年してから、数年してから「あの時先生が言ってたことをテレビで見ました」とか、新聞で見ました、というような大手メディアや別件でお医者さんに行った時に「なんかイトウが昔言ってたなあ」というよう感じで腑に落ちて実行してくださいます。

まあ私自身がそのような事が多いので、それが本質だと思っています。

大切なのは繰り返し大切な情報にさらされることで、快復に必要な情報が集まりご自身の中で考えが発酵していくことです。

鬱が長期化しているような方は、少なくともこれまでと同じ角度で物事を考え、脳内の状態が良くないなどという空想に耽っていては、今まで通りの結果になるということは肝に銘じておくことです。

 

 

作成中!(^^)!

カイロプラクティックそのまんまサンシャイン

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