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サインバルタが腰痛に万能な訳ではない

カイロプラクティックの症例から考えるサインバルタ

薬だけで何とかなるなんて考えない方がいい

サインバルタが腰痛に保険適応になったが

2016年3月18日にSNRI(セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬)であるサインバルタが慢性腰痛への選択薬の一つとして承認されたが、研究からは効果は微妙なところといった印象が伺える。

薬剤の写真

薬剤のイメージ

抗うつ薬であるサインバルタが慢性腰痛にも適応になった日本での経緯と、海外の状況、そしてカイロプラクティック治療院に来院した方の症例を参考に万能ではないことを解説していきます。

なぜそんな事が一代替治療家である私が言えるのか(私はカイロプラクター)

精度の高い研究で効果は微妙

効果があるという研究と、そうではないという研究に2分

有効率はプラセボよりも高いとするものの、体系的レビュー5報告にはそれぞれ5~9件のRCTが含まれ、

3報告では抗うつ薬の鎮痛効果が認められたが、ほかの2報告では認められなかった。

エビデンス三角

体系的レビューです


http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24460577

いろいろな憶測が囁かれているが、どうなんでしょうね。私自身はうつ病自体も薬では根本解決しないと考えるほうですから、腰痛でも同じではないかと思います。

そもそもサインバルタは向精神薬ですからね。社会的な痛みに対して脳の一部が反応するのは解りますが、それは社会的な問題を解決する方向に考えるのが本筋であって向精神薬で紛らわすのは方向違いであると私は思います。

そもそも脳内のセロトニンが不足して鬱病になるという鬱病のセロトニン仮説はあくまでも仮説ですからね。

満場一致での承認ではなかった

塩野義製薬と日本イーライリリーは、両社が共同販促しているうつ・疼痛治療薬「サインバルタ」について
「慢性腰痛症に伴う疼痛」に対する適応追加が厚生労働省に承認されたと発表したが適応追加の審議過程では、適正使用を懸念する意見が出ていた。

抗鬱薬であるサインバルタが慢性腰痛症への適応追加をめぐっては、厚労省の薬事・食品衛生審議会(薬食審)医薬品第2部会で異論が出て部会審議としては異例の全会一致とはならずに承認了承された経緯がある。

抗精神病薬として発売された同剤が疼痛治療にも使われることを懸念して、適応症を絞り込む提案も出ていた。

お薬は処方が増える一方であるのが、今日の医療の形態です。財政的な面から見ても無理があるものです。自主防衛し始めた人たちは気づいています。

欧州では承認見送り

海外では同剤の服用による自殺衝動(アクティベーションシンドローム)リスクも指摘されており、承認する適応症の絞り込みも提案されたが、部会では賛成多数で腰痛の適応追加を了承した。

米国など海外29カ国では腰痛適応が承認されているが、欧州では11年に同適応の承認が見送られている

もともとサインバルタを服用していた方が腰痛治療で来院

カイロプラクティック治療による症例報告

さてタイトルのサインバルタが腰痛に万能ではないと感じた症例報告を行っていきます。
「そのまんまサンシャイン」へ慢性腰痛の治療へ来た方の中に、もともと抑鬱症状へのサインバルタ服用をしていた方がおられました。

3年前からサインバルタを服用しているが2年前から腰痛になった

この方はサインバルタを3年間服用したまま、慢性腰痛の治療で「そのまんまサンシャイン」に来られたので、従来のカイロプラクティック治療と運動療法で十分に回復に向かいました。

初診時の痛みと状態

  • 以前鬱の診断を受けていて、サインバルタは3年前から服用している
  • その時、認知行動療法も行っている
  • 腰の上の方と、背中が張りやすい
  • マッサージでは1.2日で元に戻る
  • 痛みとしては2/10くらい
  • 首は重い感じで背中は硬く張ってくる感じ
  • 不眠傾向にある
  • 自転車通勤や自宅での腕立て伏せなど週200分の運動はしている

検査と施術

胸腰移行部の屈曲制限

カイロテーブル

カイロプラクティックのテーブル

  • FFDは-5cmと前屈の柔軟性は十分にある
  • 筋肉に粘性がある
  • 背骨の胸椎と腰椎の移行部付近に屈曲の制限がある。これは反りっぱなしの状態を意味します。
  • 脊椎マニピュレーション
  • Bigenu Sacral Deltoid Modified  脊柱全体の屈曲を促す
  • ロールup、ロールdownの練習
  • 猫のポーズとコロンコロンする運動を処方する
  • 5回の来院で腰の状態は安定して快適な状態を維持できるレベルまでなりました

状態としては最も多い腹筋群の筋力低下の結果、下部腰椎が伸展位で固定されてしまっている状態です。
脊柱を一つ一つ動かす練習はピラティスでも行っていない限りなかなか行いません。

この方は認知行動療法の経験があったから、運動療法を認知行動療法の枠組みで行っていきますという一言で、概略をつかまれたので、こちらもとても楽でした。

そうです、宿題を考えて毎日行ってもらうことがすんなり実行できたということです。

サインバルタが腰痛の予防になるとは思えませんが、少なくとも腰痛の改善には役立たなかった症例の一つだと言えます。

自殺企図などが増えなければよいのだが

上記にあるように、承認の段階で議論が分かれて欧州では採用されていないのがサインバルタ。昨今の精神医療の迷走によるお薬の犠牲者が増えなければと案じております。詳しい統計などを用いた考察はドクターシミズのひとりごとというブログに書かれておりますので、ご一読されると良いとおもいます。

 

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