品川区のWHO基準カイロプラクティック。エビデンスに基づく対応で腰痛や肩こり ヘルニア 首痛、うつ病などの根治をサポートします。

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過敏性腸症候群と診断が出てなかなか治らない

過敏性腸症候群で休職中

3.4年前から3か月毎に腰が痺れて下痢の症状になる。いつもは病院で薬を処方してもらい暫くすると回復するのだが、今回は2か月間症状が続いていてセカンドオピニオンも含めてカイロプラクティックを受診。

以前にも一度あったが今回の症状はこれまでで一番長く続いている。

疼痛図

実際にご記入頂いた図

問診や検査から見えて来たこと(施術中の会話も含む)

詳しい問診で下痢の状況は日に4.5回ほどの回数。一見やたらと多い訳ではなさそうだが1回1回が数回に分けて排出されるとのことのようで、尚且つ軟便のようです。病院ではパキシルとツムラ漢方100.の処方を受けている。

お風呂はシャワーだけのことが多い。

痺れ自体は左の脇腹あたりに出る。

姿勢が明らかに良くなく、下腹が使えていない状況が伺える。

触診では腹部の冷え、筋、内臓の触診で過敏に反応する。筋肉の痛みも強い。

以前にも休職したことがあり、今回は長引いているので全体的に先の見えない不安がある。

パキシルはもともと広場恐怖の為10年前から30mgの服用があるが、最近ご自身で減薬を考えて10mgまで減薬している。

考え方と対策

カイロプラクティックは機能を中心に考えていきます。お薬を服用しても症状が治まってこない場合は、そのように働いている」と考えます。基本的なお薬で回復に向かっていないのならば、病理的な問題ではなく機能的な問題なのではないと考えました。

健康バケツ

健康のバケツで考える

病気、症状だけを取り去ると考える医学とは少し違うカイロプラクティックは健康科学です。健康が不足すると症状が出る、病気になる、健康が無くなると死亡するというコンセプトです。

この患者さんには何が足りていないのか?我々はよく健康観について【健康のバケツ】でご説明しています。お見受けする限り、「少し運動が足りていない、夏場なのでエアコンで冷えている、背骨、腹部の機能が低下している」等が考えられました。

またパキシルを10年服用していることから基本的には不安や抑鬱を抱えていらっしゃる。パキシル自体の副作用は確認すれば判るように沢山ある。服用下の中でなんとかやり繰りしてきたが、体力低下とともに薬だけでは最低基準の健康と呼べる状態まで戻らないくらいバケツの水が減ってきた、と考えました。

下腹部や腸も筋肉で出来ています。硬くなって動かない筋肉は機能的ではありません。触診で明らかに柔軟性がない腹部をマニピュレーションしていく必要性がある。

1.オーソドックなカイロ治療を行い腹部内臓マニピュレーションを全体に施す。1回目の施術後お腹の痺れ感は減った。トイレの頻度は日に2.3回に減った。

2.週一回のカイロ治療を続けていくなかで、下腹部や上腹部、胸郭の動きのリハビリを指導して、少しずつ家で動かしていってもらう。改善と悪化を繰り返して少しずつ回復に向かう。こういう考え方はヨガやピラティスなどでは普通なのだが、医療の現場では日本ではごく一部の良心的なお医者さましか実践していないのが問題。

3.1.2週に1回の割合で来院。お話し合いをすすめながら改善点をさらに探っていく形でコミュニケーションが行われる。整腸剤やお腹を温める、ご自身でのお腹のマッサージでどのような条件下で症状が悪化しやすいかを体感的に会得していってもらう。

4.会社の産業カウンセラーとの相談で復職の目処が立つ。計9回の来院でここまで来ている。

5.中長期的なことは、パキシルの減薬、断薬、根底にある不安感とどう折り合いをつけてご自身の中で答えを見出していく必要性があることをお伝えしている。

代替医療のできること

当然カイロプラクティック治療が過敏性腸症候群に有用というエビデンスはない。私も有用であると言うつもりはないのですが、医療機関の対応で回復で満足いく結果が得られない場合は本症例に限らず一度代替医療(だいたいいりょう)に診てもらうことも一方法であります。

科学的根拠のレベル

エビデンスレベルの表

たまたま回復する過程でカイロプラクティックがあっただけでしょ?とも言えますが、少しだけ患者さんの役に立てたのではないかと思っています。

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