こころと身体の繋がりを科学するページ

心身一如  こころと身体をつなぎとめる

スポーツや武道、ヨガや太極拳などのご経験がある方は心と体の繋がりの体験をお持ちの方もいらっしゃると思います。今は科学の時代ですから客観的に解る研究のもとに物事を捉えた方が飲み込みやすい方もおられるかと思います。

心と体の繋がりは古来から心身一如という言葉があるように一つのようなものだと考えられてきました。漢語圏の方に「一如」の意味を訪ねると「一緒」という意味に「時間」という意味も含まれていると言います。

個々の人生における時間や先祖、未来の時間も含むと言います。

仏教では時間という概念そのものも錯覚であると考えるようですが、そのことはさておき心と体の繋がりに関する論文を見ていきましょう。

腰痛に関して

2000年12月の研究

腰痛のない25名の大学生を対象に腰椎への物理的負荷に対する心理的ストレスと性格特性の影響力を調べた結果、

心理的ストレスは単独で腰痛の原因となり、特に内向型と直感型の性格特性は心理的ストレスで腰痛発症リスクが高くなる
http://1.usa.gov/j5FbjY

私も内向型で直感型だから腰痛発症リスクが高いほうなのかな?

 臨済宗の臨在も「分けるな」と言う

彼のメッセージは一つしかありません。それは「分けるな」ということです。迷いと悟り、仏と凡夫、心と体、モノと心、他人と自分、自然と人間、仕事と遊び、成功と失敗、孝と不幸、男と女を分けるところからあらゆる苦しみが生じます。それらが分かれる以前の、根っこにあるジブンをしっかりつかんでおけと彼は繰り返し叫んでいるのです。

「生きてるだけでいいんだよ」 より 町田宗鳳:著

首や腰の痛みと精神的苦痛は相互に関連する 2013年の研究です

背中の痛みと精神的苦痛の併存は双方向に関連…
悩める青年

精神的苦痛↔腰痛

頚部や腰部の疼痛と精神的苦痛との相互作用に関する理解は、公衆衛生の観点から重要である。スウェーデン・カロリンスカ研究所のKari Paanalahti氏らは、大規模な地域住民を対象とした前向 きコホート研究を行った。

脊椎痛および精神的苦痛の併存は、女性に多く、男女いずれにおいても回復が不良で、脊椎痛と精神的苦痛は双方向の関連性があることを確認した。Spine Journal誌オンライン版2013年11月18 日号の掲載報告。

Paanalahti K et al. Spine J. 2013 Nov 18. [Epub ahead of print]

腰痛や首痛など背中の痛みがある人で、5年後に鬱などの精神的苦痛も併発する割合は約2割あるということです。逆もまた真なりで腰痛から5年後に精神的苦痛も訴える方が2割いらっしゃるということです。

詳細

本無作為に抽出したストックホルム在住の一般住民1万9,774人(18~84歳)を対象とし、
調査開始時(2002年)および追跡調査時(2007年)に、郵送にてアンケート調査を行った。

脊椎痛は、modified Nordic Pain Questionnaireを、精神的苦痛は、精神健康調査票(GHQ-12)を用いて評価。

 

主な結果は以下のとおり。

・調査開始時における脊椎痛と精神的苦痛の併存率は、女性11%、男性4%であった。
・脊椎痛のみの有病率は女性20%、男性14%、
 精神的苦痛のみの有病率はそれぞれ15%、12%で、いずれも女性で高率であった。

・追跡調査時における
回復率は、脊椎痛と精神的苦痛が併存していた場合が(女性26%、男性27%)、脊椎痛のみ(女性41%、男性44%)や、精神的苦痛のみ(女性49%、男性52%)と比較して低かった。

・調査開始時に脊椎痛のみを有していた人のうち、追跡調査時に精神的苦痛も有していたのは女性24%、男性17%であった。

・調査開始時に精神的苦痛のみを有していた人のうち、追跡調査時に脊椎痛も有していたのは女性24%、男性20%であった。

・脊椎痛は精神的苦痛の決定因子、精神的苦痛は脊椎痛の決定因子であることが認められた。

参考文献 Paanalahti K et al. Spine J. 2013 Nov 18. [Epub ahead of print]

言えることは

背骨の痛みがある時は、早め早めに処置をしておかないと5年後には大変なことになるリスクがあるということです。精神的苦痛から腰痛を発症する場合、今の日本の精神医療の現状からすると必ず向精神薬の服用が伴っています。

これは代替医療家からすると、とても大きなことで薬害による他の症状を伴っていることもあり、回復が困難になりやすいです。

また冒頭にお書きしたように、心と体の繋がりを体感するのはいずれも体を動かすことによって得られると言えます。5年腰痛を有する方が活動的であるとは言えず、その後精神的苦痛がある状況ですと身体活動量を上げていくのに相当時間が掛かることが多いと言えます。

臨床上併発している方は確かに込み入った状況になっていると私は思います。

 

鬱を身体の症状として表現する我々アジア人

WHOの調査によると「鬱」の時、身体が痛いと訴えるらしい

1)25916人への調査、うつ病や身体表現性障害が多い

非欧米諸国の人々は欧米諸国の人に比べ、鬱を身体症状として報告することが多い。幾つかの先行研究では頭痛、便秘、脱力感、または背中の痛みなどの身体症状を訴えることが解かっている。

2)心理的な鬱症状は11%が否定する

身体症状を報告したうつ病患者の範囲は45~95パーセント。半分のうつ病患者は、複数の原因不明の身体症状を報告

11%は、直接質問にうつ病の心理的な症状を否定した。

抑うつ症状の全体的な有病率は地域で著しく変化していますが、心理的、身体的症状の頻度は類似していた。

3)国によってばらつきがあるのは文化の差か

うつ病の身体症状は、多くの国で共通しているが、その頻度は身体化がどのように定義されるかによって異なります。考えられるのは医師および健康管理システムの特徴、ならびに患者間の文化の違いを反映しているかもしれない。
(Simon GE et al,1999)

 

身体のコントロールで心にどのような影響があるのか

ヨガで認知パフォーマンス向上

20分のセッションのHatha yoga1回と中等度から強度好気的運動の比較試験

①20分座位、起立、背臥位ヨガで、様々な筋肉群の等尺性収縮・弛緩、そして、呼吸調整をする者。瞑想姿勢・深呼吸を含む。

②20分トレッドミルによる歩行、ジョギングしたときの好気的運動セッションも施行

結果は参加者がヨガの後、認知タスクでの反応時間改善、正確性の改善。
一方、好気的運動では、ワーキングメモリ・抑制コントロール改善は認められなかった。

何千年も受け継がれている療法ですから、何かあると思っていた方がいいでしょうね。

・18歳の時の体調がその後の自殺リスクに関与(ブログ記事へ)

10代の健康がその後40年以上も自殺リスクを下げるというスウェーデンの研究

・座りがちな生活で、なおかつ重度のうつ病の人への運動プログラムの研究

専門のトレーナーを付けて自己決定理論(心理学)を用いた研究です。

 

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