エビデンスに基づく腰痛治療

 可能な限り根拠がある腰痛治療を心がけています

未法制化状態の一介のカイロプラクターとして限界は承知ですの上で来院者の為に最善を尽くしています。
少しでも多くの方が腰痛の煩わしさから解放されることを願っています。

統計学を勉強したり臨床試験を実施できる医師はほんのひと握りしか存在せず、しかも多くの医師はある治療に
効果がないことが臨床試験で示されても、なぜか自分だけは違うと信じて疑わず、効果が証明されていない治療を続ける
(ニューズウィーク日本版, 2010年4月14日号)

そもそも腰痛とはどんなものか

非特異的腰痛 (ぎっくり腰)
 全腰痛患者に占める割合は80~90%で、6週間以内に90%の患者が自然に回復

神経根症状 (手足の痺れがある腰痛)
全腰痛患者に占める割合は5~10%で6週間以内に50%の患者が自然に回復
(Frymoyer JW, N Engl J Med, 1988)

何も心配は要りません。基本的には今までとは全く違う考え方で腰痛に対応しています。
従来の腰痛対応では回復率が良くないばかりか再発率も高いようです。

 

 

ストレス=心理社会的な要因 が ぎっくり腰の引き金

ネット上にあふれている骨盤のズレ仮説情報には根拠はありません。

非特異的腰痛という考え方

聞き慣れない言葉ですが、非特異的とは「原因がはっきりしないという意味です」。痛みを直接だしているのは筋肉であることが殆どなのですが、社会的背景を探ると極めてストレスフルな状況であることが多いです。子供の写真

カイロ治療 + 心理的側面に配慮

ぎっくり腰自体は動けないようなものでも、心配するものではありません。

通常のカイロ治療に加えて、ストレスへの配慮、日常生活動作の練習をすれば殆どの方が安心して帰っていくことができます。

腰痛ガイドラインの徒手治療とはカイロ治療のこと

腰痛に対する脊椎マニピュレーションに関する37件のRCT(ランダム化比較試験)を吟味した体系的レビューでは、研究デザインに不備があるために正確な評価は困難で、腰痛に対する有効性は科学的に証明できないが、たしかにある患者には効果が認められる。
http://t.co/CwMdT89

腰痛診療ガイドライン

第一級のエビデンスである体系的レビューによって、腰痛に対するカイロプラクティックの効果が示唆されたことになります。
私の臨床経験上は比較的痛みが弱い方は速攻で、

歩けない状態の方はやはり3.4日くらいを目安に安心できる状態まで回復します。

急性腰痛 慢性腰痛にも有効なカイロ治療

腰痛に対する脊椎マニピュレーションに関する論文58件をメタ分析した結果、3週間以内に腰痛が回復する確率は50~67%だった。慢性腰痛に対する効果は不明としながらも、急性の非特異的腰痛には一時的な効果があることが判明。

http://t.co/R9DMmIJ

カイロプラクティックは急性腰痛(ぎっくり腰)に対してある程度の効果があるということです。しかし現在では、急性腰痛よりも慢性腰痛に有効であることが証明されています。

レントゲン等の撮影はしない方が良い ということも含まれます

レントゲンや腰痛体操は必要か?

生殖可能年齢ならレントゲンは避けるのが賢明

機械にもよりますが、腰部X線撮影は1方向で約2ミリシーベルトの医療被曝を受けます(最新の機械では0.1mSvのものもあるとか)。放射線は足し算で計算されます。40歳以下の生殖可能な年代の方々なら不必要な医療被曝をすることは避けた方が良い事を提案しています。

過去にレントゲン撮影で骨の変形や歪みを指摘された方も心配いりませんレントゲンは取らない方が良い

「あなたの腰椎や椎間板は、現在の腰痛とは何の因果関係もありません。もし過去に腰痛経験があるのならば、その時の画像診断のことも含めて全く気にする必要はありません (Van Tulder MW et al Spine 1997)   (Chou R et al Lancet 2009)

ぎっくり腰の時は腰痛体操はしないで!!

腰痛に対する運動療法をテーマとした11件のRCTをレビューした結果、急性腰痛(6週未満)に有効な運動療法は存在しないものの、亜急性腰痛(6週~3ヶ月未満)や慢性腰痛(3ヶ月以上)には運動療法が有効であることが判明。(http://1.usa.gov/qL98sH

骨の変形はシミやシワと同じ!

腰痛患者100名と健常者100名を対象に腰部X線写真を比較した研究では、両群間の腰仙移行椎、脊椎辷り症、潜在性二分脊椎、変形性脊椎症の検出率に差は認められなかった。

画像検査による脊椎の異常所見は本当に腰痛の原因か? http://1.usa.gov/lCMbXb

レントゲン写真で認められる異常は、シミやシワ、あるいはホクロや白髪と同じですから心配する必要はありません。

これにはぎっくり腰の時は安静にしない ということも含まれます

日常生活の維持だけで充分

安静臥床は論外ですけど急性腰痛(ぎっくり腰)にはストレッチより日常生活のほうが有効です。痛みの許す範囲内で普段どおりの生活を心がけましょう。

急性腰痛患者186名を対象に①2日間の安静臥床群、②ストレッチ群、③日常生活群に割り付けたRCTによると、ストレッチ群は安静臥床群より欠勤日数が少ないものの日常生活群には及ばないことが判明。①の安静にして寝ているののは一番良くないのです。急性腰痛の特効薬は③の日常生活の維持!!
(N Engl J Med. 1995 Feb 9)

 

ヘルニアの回復は 心理的な要因

信じられないかもしれませんが、これが現実です

椎間板摘出術を受けた患者46名を2年間にわたって追跡調査した結果、職場復帰には心理的因子(抑うつ状態)と職業上の心理社会的因子(職場での精神的ストレス)が深く関与していて、画像所見や臨床症状は無関係であることが判明。

http://1.usa.gov/osP4XY

椎間板ヘルニアの手術成績は、画像所見や臨床症状より、抑うつ状態と職場のストレスに左右されることが明らかになったわけです

こちらも心理的要因と言う結果

椎間板摘出術が予定されていた腰下肢痛患者84名の治療成績を、
神経学的所見、SLR、画像所見、心理テストの4項目で比較した結果、治療成績と最も関係が深かったのは、理学所見や画像所見ではなく心理テストだったことが判明。
http://1.usa.gov/qMXXcm

私自身はヘルニアの画像に全く囚われず対応しています。臨床上解るのは、上記のような難しい話ではなく、何となく理解していただき前向きな生活をされている方は明らかに回復が早いです。

前向きでないと、お伝えする運動療法などはとてもする気にはなれないでしょうから直ぐに判ります。

ヘルニアに手術を勧めない理由

長期的にみると保存療法と変わりない

坐骨神経痛を訴える椎間板ヘルニア患者126名を対象に、保存療法群とラブ法群の治療成績を10年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、1年目まではラブ法群が優れていたが4年目以降は両群間に差はなくなっていた。長期成績は両群とも同じ。

http://1.usa.gov/pbjVPJ

追跡調査は手術の後、どのような状況だったかを毎月かどうか判りませんが確認し続ける調査です。この研究は10年も追跡しています。

椎間板ヘルニアに対する手術でもっとも優れているラブ法でさえ、長期成績は保存療法と変わりありません。レッドフラッグ(危険信号)のない腰下肢痛はグリーンライト(自己限定性疾患)だからです。

トリガーポイント注射も勧めません

効果が無いから勧めない

筋筋膜性疼痛症候群患者53名に対するトリガーポイント注射に関するRCT(ランダム化比較試験)によると、局所麻酔剤群とプラシーボ(生理食塩水)群の疼痛改善率に差が認められなかったことから、効果が同じなら副作用のない生理食塩水を使うべきと結論。

http://1.usa.gov/qPLsdU

残念ながらトリガーポイント注射は、世界各国どの腰痛診療ガイドラインでも推奨されていません。

カイロプラクティックそのまんまサンシャイン

~品川区中延/西大井の整体

〒142-0043
 東京都品川区二葉4-24-1 GSハイム中延105
営業時間:10~22時
(基本的に水曜日休・予約制)

ご予約・お問い合わせ

Tel:03-5749-3558
メールでのお問い合わせはこちら
メールでのご予約はこちら

東急大井町線および都営浅草線・中延駅A1出口から徒歩6分。

東急大井町線・荏原町駅やJR横須賀線・西大井駅からも徒歩8~9分。